甘えさせない母親。子供への影響と末路 (2)

甘えさせない母親。子供への影響と末路 (2)

私は思います。「甘やかさないこと」と、「甘えさせないこと」は、違う。似ているけれど、全く違う。 ...

母は、そこを混同していたのではないか。

「甘やかさずに育てる」ことはあっていいのかもしれない。そのおかげで今の私がある、と言える部分もある。でも、「親に甘えさせない」のは、ちょっと違ったんじゃないか。それが私の生きづらさの原因になっている。両親がいても、友達に囲まれていても、いつも寂しい感じがしている・・そんな大人になってしまったのは、母の子育てが原因だったのではないか。

子供の頃に、親に十分甘えてきていない私。そんな私は、大人になった今もなお、それを引きずっているのかもしれないな、と思うことがよくあります。私は、今でも、親に甘えたくてしょうがないところがあります。

普通の人は、子供のときにうんと親に甘え、大人になったら、甘えなくなるのかもしれないけれど、私は逆でした。大人になるまでの辛抱だと、子供時代に甘えることを我慢してきた私は、大人になり、経済的にも精神的にも自立し、親と対等な関係になるにつれ、親に甘えてもいいんじゃないか、と思うようになりました。

「一緒に買い物に行こうよ」と母を誘ったことがあります。母に洋服を買ってもらって、そのお礼に、私が食事をごちそうする・・そういうのはどうだろう?と思いました。母に甘えたかったんだと思います。

母は、洋服選びに付き合ってくれました。でも、27歳になった私にも、やっぱり厳しかった。「自分で買いなさい!」と怒られ、自分で払いました。洋服を自分で買ったら、食事代が出せなくなって、そのまま帰りました。なんだかガッカリしてしまって、それならひとりで買い物した方がいいや、と2度と母を誘わなくなりました。

人は言うでしょう。いい大人になって、親に何か買ってもらおうだなんて、と。買ってもらえないからって文句言うだなんて、と。違う。そうじゃない。買ってもらったり、ごちそうしたり。甘えたり、甘えられたり。そんな関係を母と築いてみたかった。それが私の切望していたことでした。

「そんな風に感じる私は、間違ってるのかな、私はお子ちゃまなのかな」と自分を責めていたこともあったけれど、それももうやめました。

「お母さんにもっと甘えたかったんだよね。まだ足りないんだよね」。ときどき私は、お気に入りのぬいぐるみをギュッと握りしめ、自分で自分にそう言います。それを言うたびに涙がこぼれます。人には決して見せられない姿だけど・・! それをして自分を癒せるなら、自分のために遠慮なくそうしよう!と思っています。

人は私のことを、大人になったくせに甘ったれてる、と言うことでしょう。でも違う。私の気持ちは、私にしかわからない。毒親に育てられた人の気持ちは、同じ境遇の人にしかわからない。誰にも私を非難する権利はないし、非難されたくない・・。

以前よりちょっとだけ強くなって、生きづらさから解放されてきたかな、と思います。


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