子供に感謝を強要する毒親の対処法

子供に感謝を強要する親がいます。親に感謝を強要され、苦しんでいる子供も。なぜ毒親は、子供に感謝を強要するのでしょうか。その原因は？　心理は？　そのような親に育てられると、子供はどうなるのでしょうか。それにはどう対処すればいいのでしょうか。 ...

『親に感謝して当然、と言われるのが嫌。親が子供に「ありがとう」って言うことがあったっていいんじゃないの？』・・・毒親育ちのある人の声です。

子供に「親への感謝」を強要する親がいます。「親は、子供にあれやこれや世話をしてやっている。お金もかけてやっている。だから、子供は親に感謝するべきだ」・・へんてこりんな理屈を、子供に押し付けます。

子供は、特に小さいうちには、親の言っていることを正しいこととして受け取ります。子供は、親に感謝しなくてはいけないものだと思い込んでいきます。しかし、そんなこと子供に強制する親にほど、子供は感謝の気持ちを抱けません。「親に感謝すべきなのに、なぜ感謝できないんだろう」と、自分の感じ方に自信が持てなくなったりもします。

また、親から感謝を強要される子供の多くが愛情不足です。情緒不安定や、欲求不満、孤独感や不安感などの生きづらさを感じるようになります。子供の養育には、たくさんの手間と時間とお金がかかるのは事実でしょう。しかしそれらも、かわいい我が子のためだと思えば、苦労も苦労だとは思わない！　むしろ自分（親）にとっても幸せなこと・・。だから子供は、親から愛されていると感じられるのです。

親が子供に感謝を要求するということは、「いろいろしてやったことの見返り」を求めている状態です。それは、本当「愛」「愛情」ではありません。子供は、大人よりずっとずっと本物の愛情に敏感です。見返りを求めるような愛情を示されても、子供の気持ちは満たされません。親から愛されているのか自信が持てません。親が信じられません。

親からの子供への「感謝要求問題」。それには、どう対処すればいいのでしょうか。

「感謝」の気持ちは、人から強制されるものではなく、自然と湧きあがってくるものです。親から感謝を強制されている人は、日常的に「感謝しなくちゃいけない」という強迫観念にかられていたり、罪悪感を感じていたり、親の前で小さくならざるを得なくなっています。

そんな生きづらさが、簡単によくなる方法をお教えしましょう。 [...]