[実家にお金がない]アル中ダメ親からキャッシュカードを取り上げた(大騒動) (2)
キャッシュカードの暗証番号を変更
キャッシュカードの暗証番号を変更しました。幸運なことに、父のキャッシュカードの暗証番号を母が知っていました。夫とふたりでATMに行って、番号を変更しました。これで、父が入ってきた年金を全部下ろして、いつの間にやら消えてた・・という事態を防げます。 ...
ついでに、そのキャッシュカードは母に持たせ、父には別のキャッシュカードを財布に忍ばせておくことにしました。
おこずかいカードを渡す
夫が、同じ信用金庫に口座を開設し、父用に代理カードを作成しました。代理カードとは「2枚目のキャッシュカード」。父にその代理カードを渡しておくことで、新規開設した夫のその口座からなら父もお金が下ろせます。
その口座には、1万円だけ入っています。代理カードには父の名前が刻印されています。同じ信用金庫のカードなので、キャッシュカードの絵柄も同じです。それを父の財布に忍ばせておきました。今までと見栄えの同じキャッシュカード。お金をおろしに行けば、「なんで1万円しか入ってないんだっ!!」とキレるに決まっている父ですが、それをしない限りはわかりません。
幸か不幸か、87歳になった父はひざが悪く、ひとりで出歩くことが困難です。歩いて5分ほどのところのショッピングセンターにATMがあるのだけれど、お金おろしに行っていないようです。父は、キャッシュカードが密かにすり替えられていることに気づいていません。
夫の後悔。なだめる私
最近夫はポツリと言いました。「もっと早く、実家の家計に口を出してればよかったかな・・」と。私はすかさず言いました。「そんなことないよ。今だからできるようになったことだよ。いくら親だからって、別所帯なんだもの。人の家の家計に口は出せない。しょうがなかったと思うよ」と。
続けて言いました。「お父さんも、やっと弱ってきてATMにまで行けなくなったからできるようになったこと。お母さんも、お父さんが入院して心細くなって、あなたの言うことをやっとよく聞くようになったところ。だから、今初めてできるようになったことだと私は思ってる。お父さんが入院して家に不在になったこの4ヵ月をチャンスだと睨んでものにして、実家の家計を管理できるようになったんだから、大成功だと思うよ」。
ひとり息子の夫には、遺産はなにもない。願うはマイナスにしないでくれ・・それだけ。夫を慰めるなり、労うなりしたい気分でした。本当にダメ親って、まったく・・。
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