【発達障害】精神年齢とIQのギャップが引き起こす問題

【発達障害】精神年齢とIQのギャップが引き起こす問題

学校の成績はいい。理解力もある。IQには何ら問題はない。むしろ高い。でも、友達とうまくやれない・・。そんな現実に悩んでいる発達障害の子供は少なくありません。子供だけではありません。発達障害の人は、大人になっても、仕事の能力は高いのに、折衝ごとや、同僚との人間関係がうまくいかないなど、生き辛さを感じることの連続です。なぜそうなってしまうのでしょうか。それには、どう対処すればいいのでしょうか。 ...

発達障害の人の中には、IQの高い人がたくさんいます。しかし、その高いIQがかえって、発達障害の人を生き辛くさせていることは、意外と知られていません。

IQは高いのに、社会に適応できない。それが苦痛だった、と語る人がいます。Eさんです。子供の頃から、学校の成績がズバ抜けてよかったというEさんは、教育熱心なご両親にとって「期待の星」でした。

「僕は、理解力もあったし、頭の回転も速かった。打てば響く子だ、と言われました。その一方で、僕は、おかしな素行の子供でした。頭がいい子のわりに、子供っぽい幼稚なことをしでかしたり、思いやりがなく、友達がいなかったり。あんなに頭がいいんだから、わかるだろう?と思われるようなことがわからなかったり、できなかったり」。

そのことで、家でもよく怒られたと言います。「僕は、理解力がないわけじゃないから、母の言っていることがよくわかります。だけどできない。母には、なぜできないのかわからない。やる気がないとか、態度が悪いとか、よく言われました」。

それは、発達障害のEさんに、もっとも残酷な言葉でした。

「たとえば、人付き合いが苦手な僕に、友達と仲良く、は厳しい。母は、僕と友達のやり取りを見て、こういうことを言っちゃダメだとか、あんなことしちゃダメだ、と説明してくれるけれど、それができない。僕が自然に振る舞ったことはすべてダメ。次第に、自分を出さなくなりました」。

頭のいいEさんは、「発達障害には見えないような振る舞い」を完璧に習得したと言います。「そのおかげで、僕は、普通の会社に就職し、周囲の人も誰も発達障害だとは知りません。ちょっとおかしなヤツだ、と思われているとは思いますが・・」。

Eさんの生き辛さは、発達障害であることよりも、素の自分に戻れる瞬間がないことだと言います。「発達障害の人は、精神年齢が3分の2くらいなんだそうです。それはあたっていると思います。でもその本当の僕を出したら、社会で居場所がなくなるのではないか、という恐怖心があります」。

Eさんは言います。今の自分の在り方に自信がないと。「精神年齢の低さを隠し、ボロが出ないように、あまりしゃべらず、人付き合いも避けていれば、それなりに、会社にも勤め続けることができるでしょう。でも、自分が崩壊してしまいそうです。発達障害なんだ、頭はそこそこでも、できないことが僕にはたーくさんある、そう言ってしまったらラクなのに、と思ったりもします」。

最近では、発達障害の人への理解を深めようとする動きも出てきています。「僕はもう、この生き方を変えることはできないでしょう。でも、普通を装って生きるのは疲れる。近い将来、発達障害であることを公表しても、それがハンデとなることなく、その人となりを理解することに通じる世の中になればいいと思っています」。 [...]


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