ADHDの心理!「カクテルパーティー効果が働かない」 (2)
ADHD(注意欠陥多動性障害)の人は、1点に集中することが苦手です。集中すべきところに注意が向かないため、カクテルパーティー効果が働きません。目の前にいる人の声だけを聴くように集中すればいいのに、それができず、むしろその周囲に気が散っていたりします。 ...
また、ADHDの人は、退屈が苦手です。誰かと話をしているときにも、「より面白いこと」に目が&耳が向きます。目の前の人の話を聞いているようでいて、遠くの人の話している噂話を聴いている・・。そのような特性からも、集中するべきところに集中することが難しく、「カクテルパーティー効果」が働いていない、という状態になりがちです。
ADHDの人の「カクテルパーティー効果問題」。それは、発達障害だから諦めるしかない!・・のでしょうか。気を散らさずに、目の前の人の話に集中できるようになる方法はないのでしょうか。
実はあるのです。ADHDの人は不思議なことに、何か別のことをしながらの方が、人の話に集中できたりします。たとえば「ガムを噛みながら」「飴をなめながら」。たったそれだけのことで、集中すべきことに集中できます。
手を動かすと集中できるという人もいます。いたずら書きをしたり、折り紙を折ったり。ポケットの中で、小さなボールをコロコロ転がしていると集中すべきところに集中できる、という人も。
定型発達の人には、なかなかわかりにくい発達障害の人の特性。それでも、自分の特性を知ることで、楽しく無理なく、自然な形で、克服していくことが可能になります。これも、そんな方法のひとつだと言えるでしょう。
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