発達障害の特徴!「白昼夢」の原因と対処法 (2)

発達障害の特徴!「白昼夢」の原因と対処法 (2)

想像力は、決して悪いものではありません。空想することが得意な人は、小説家になったり、クリエイティブな分野でその才能を発揮します。しかし、発達障害の人の「白昼夢」には、落とし穴もあります。 ...

それは、白昼夢の世界に入り込み過ぎてしまうことです。想像の世界があまりにも心地よいために、現実に戻りたくなくなってしまいます。現実の世界に辛いことがあったりするときにはなおさらです。現実逃避の恰好の手段となり、白昼夢にばかりふけっているようになります。

発達障害の人の中には、没頭し過ぎて、あたかも白昼夢の世界が本当の自分の居場所であるかのような錯覚に陥ってしまう人もいます。白昼夢の中の「自分」が、2つ目の人格としてできあがってしまい、多重人格のような状態になってしまう人もいます。

どうしたら、そのような状態から脱却できるのでしょうか。

ぜひ「何かに書く」とか「人に話す」など、アウトプットすることを心がけてみてください。自分の想像の世界を誰かに話すということは、想像の世界を大事にしながら、同時にちゃんと現実世界を生きていることになります。空想と現実、ふたつの世界を正しく認識しながら、空想の得意なあなたの良さも生かせることになります。

話せる人がいないときには、日記につけたり、紙に書くなどするのでも同様の効果が得られます。自分が書いたものを、小説でも読むような気分で、ぜひ自分で読み直し、楽しんでみてください。


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