発達障害児の特徴!「デイドリーマー」の治療法 (2)

発達障害児の特徴!「デイドリーマー」の治療法 (2)

ADHD(注意欠陥多動性障害)の人は、面白くないことに集中することができません。授業が少しでもつまらなかったり、興味がないとなると、先生の話など耳に入らなくなります。デイドリーマーとなり、空想の世界で遊んでいる方が楽しい、ということになります。 ...

親は心配になることでしょう。授業に集中せず、ほかのことばかり考えている・・。どうしたら、「デイドリーマー」を治すことができるのでしょうか。

「デイドリーマー」の子供に絶対にしてはいけないことがあります。それは「やめなさい」と、一方的にやめさせることです。授業中にほかのことを考えているのは、よくないことに違いないでしょう。しかし、刺激を求めてやまない脳の持ち主であるADHDの子供には、退屈しているときにデイドリームにふけるのは、むしろ自然なことなのです。

それを否定すると、子供は、デイドリームにふけっていることをひた隠しにしようとします。そうなると、かえってやめさせることが困難になります。

デイドリームに浸っているとき、子供は、ボーッとしていたり、ひとりでニヤニヤしたり笑っていたり、ひとりごとを言っていたりします。そんな素振りが見えたときには、「何考えてるの?」と、子供が思いめぐらしている「空想の世界」を、興味深けに聞き出してあげてください。「すごいね!」「おもしろいね!」と共感してあげてください。親がそのような態度を取っていると、子供は安心して、自分の空想の世界を話せるようになります。

それをしないと、子供の「デイドリーマー」はひどくなります。現実よりも、空想の世界の方がラクで楽しいに決まっているのです。嫌なことがあったときに、ひとりでそこに逃げ込む習慣ができてしまいます。しかし、自分の空想の世界を親と「対話」することで、子供は、現実と空想世界を切り離して考えることができるようになります。

子供のデイドリームの話しの中から、子供の好きなことや、興味のあること、やりたがっていることを見つけてください! ADHDの子供が「デイドリーマー」になるのは、退屈してるからです。空想の世界に逃げ込まなくても、刺激に満ちた楽しい毎日が送れるようにしてあげてください。

それが、子供の「デイドリーム」と治す最善の方法です。そしてそれは、発達障害の子供との信頼関係を築く貴重な時間にもなります。


人気の記事
いい子症候群診断【セルフチェック】
愛情不足診断【愛着障害】
親ストレス診断
ダメな親診断【セルフチェック】
親パワハラ診断
毒親チェック
メンタル弱い度チェック
毒父チェック【無料診断】
うつセルフチェック【無料診断】
毒親育ち度診断


    先頭へ戻る