支配的な父と過干渉な母。最低な親を持った子供の末路

身勝手な親が招いた子供の悲劇！

私の親は毒親です。支配的な父と、過干渉な母。両親揃って毒親です。 ...

父は、子供の話をまったく聞かない人でした。決して寡黙な人ではありません。むしろよくしゃべるのです。しかし、自分の話をペラペラするだけで、それに同意しなければ、反抗的だ、素直じゃない、かわいくない、と顔を真っ赤にして怒り出し、それでも父の怒りが収まらなければ殴られます。

私が20歳の頃だったと思います。そんな父が、私に謝りました。家族で買い物をしているときでした。デパ地下の雑踏の中で。忘れもしない、豆腐が並んでるショーケースの前で。父は、私の耳元でささやくようにこう言いました。「子供は、親から叩かれたりすると一生の傷になるっていうから。悪かったと思って。傷になってないよな？」。「あ・・・うん・・」。私がうつむくと、父はそれを「YES」と受け取ったのかどうなのか、そのまま私から離れていきました。

私はそのときの心の葛藤を今でもはっきり覚えています。「私がお父さんに怒っているのは、殴ったことじゃない。お父さんは、自分と違う考えを反抗的だと決めつける。その点だ」。本当はその場でそう言いたかった。しかし、場所は買い物客であふれるデパートの地下、食料品売り場。しかも、そんなことを言えば、父は顔を真っ赤にして「俺に反抗するのかお前は！」と怒るに違いない。父との20年の付き合いで、そんなことは容易に想像がつきました。 [...]

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