心が通わない..人の気持ちがわからない母親

子供の気持ちを大切にしない毒母

母と心が通いません。 ...

小学生の頃のことです。かわいがっていたウサギが、朝起きたら死んでいました。突然のことで、悲しくて、ショックで、朝から涙の止まらない私に、母は、冷静に言いました。

「このままじゃ学校に遅れるけど。いいの？」。

母の反応はまるで「ひとごと」でした。確かにウサギをかわいがっていたのは、母ではなく私です。しかし、なぐさめの言葉ひとつない母に、悲しさを通り越し、絶望的な気持ちになったことを、今でもはっきり覚えています。

そして学校から帰ると、ウサギも、ウサギ小屋もきれいに処分してありました。「どうして片付けちゃったの？」。ウサギなど最初から居なかったかのようにきれいに片付いた部屋を見て、母に抗議しました。母は、私が、ウサギを思い出して悲しくならないようにと、配慮したつもりだったのだそうです。

母は、問題解決能力には優れても、共感性に欠ける人でした。私が悲しくなったり、怖い思いをしないですむように、完璧なまでの配慮をしてくれるのに、母とは心が通った気がしない・・。 [...]