ヒステリー？癇癪？思い通りにならないと怒る父親

子供の人生をメチャクチャに。大人になっても解けない「毒親の洗脳」

父が原因で、自殺しそうになりました。 ...

父は、自分の思い通りにならないと、すぐキレる人でした。子供の頃、私が特に怖かったのは、父がテレビでスポーツを見ているとき。父は、ひいきのチームや選手の調子が悪いと、「何やっとるんじゃ！」とキレ、「お前なかもういらん！」と顔を真っ赤にして怒り、テレビをプチッと切ってしまうのです。そしていつまでもグチグチ言い続ける・・。その姿を見ていると、「私もいつかこんな風にお父さんからプイッと捨てられちゃうのかな」と思えて怖かった・・。

私はいつでもいい子を演じ続けました。だって、成績が悪かったり、態度が悪かったりして、父の機嫌を損ねたら、「お前なんかもういらん！」と言われちゃうから。テレビをプチッと切って見向きもしなくなったように、私も捨てられてしまうと思い込んでいたから。

父は誰かを、調子のいいときだけでなく、悪いときも応援し続けるというハートの持ち主ではなかったのだと思います。父の頭にあったのは、自分の快・不快だけ。自分の思い通りにならないと、癇癪を起こし、ブチキレ、八つ当たりをする、ただそれだけ。

私は、人を信頼することのできない大人に育ちました。調子がいいときには大丈夫でも、悪くなれば見捨てられる。自分の周りにいる人は、みんなそうなんだ、と思い込んでる。だから誰に対しても、心を開くことができない。心を開けないから友達もできない。それは、親の育て方の問題なのかなと、薄々自分でも気づいていましたが、どうやってその壁を破ればいいのかがわからないまま時は過ぎました。 [...]

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