実家依存症の妻

実家依存症。もしも、自分の妻が、嫁が、実家依存症だった場合、どうすればいいのでしょうか。妻の家族とはどう付き合えばいいのでしょうか。妻の実家依存症を治す方法はあるのでしょうか。 ...

結婚しても、実家の価値観に縛られていたり、親の言いなりになってしまう人がいます。そのような人のことは「実家依存症」と言われたりします。

実家依存症は、誰にでも起こりうる問題です。親と仲良くしていたり、大事にしている「いい人」ほどかかりやすいものでもあります。しかし結婚とは、パートナーとともに自分の家庭を築くもの。実家の価値観に縛られ、夫の考えや価値観が否定されてばかりでは辛くなります。

結婚前まで実家で暮らしてきた人には、しばらくの間、「実家依存症」のように見える言動が見られます。結婚しても、人は急には変われません。今までの習慣や価値観で生活しようとするのは当然のことなのです。しかし多くの場合、話し合ったり、ときには喧嘩をしながら、お互いの価値観や考えを知り合い、すり合わせ、新しい「ふたりのスタイル」ができあがっていきます。

しかし、いつまで経っても「実家依存」の人がいます。一見それは、「いつまでも親から自立できない人」の問題に見えます。しかし実際には、実家と結婚生活との板挟みにあってしまっている、本人が最も辛い状況にある、ということもあります。

子離れできない親が原因で、実家依存症になってしまった人がいます。

「母にも父にも、私は結婚を祝福してもらえませんでした」。そう語るこの人は、長く「実家依存」でした。 [...]