子供を平等に扱わない毒親

お気に入りの子ばかりをかわいがる・・毒父に育てられた姉妹の悲劇

父に傷つけられたのは、私だけではありませんでした。 ...

私は父のお気に入りでした。それはなぜか。私が姉よりもほんの少しだけ勉強ができたから。

父は、何かにつけて私の名前を呼びました。「今度おばあちゃんの家に行こう、なぁ○○（私の名前）」。なぜだかは知っています。私を連れていけば、祖父母に「自分の娘は、こんなに成績がいいんだ」と自慢できるから。

姉は、どんな気持ちだっただろうかと思います。小さい頃から、あまりしゃべらなかった姉。それが姉元来の性格なのか、虐げられてきたためにそうなったのかわからないほど、私たちは幼い頃から、父からそんな扱いを受けてきました。

私が大学生になったとき、父は会社の人たちを家に連れてきました。父は、部下と自分の娘を付き合わせたがっているようでした。姉ではなく、私が父に呼ばれました。「ここに来て、皆さんにご挨拶しなさい」。私に付き合っている人が既にいることは、父だって知っているはずでした。

付き合っている彼にも、部下の方にも失礼だ、と思いました。母に「そういうことやめて欲しいんだけど」と言いました。母は「お父さんは、あなたが自慢なのよ。ほら、○○ちゃん（姉の名前）じゃ、そういうの無理だから」。父が父なら、母も母だと思いました。 [...]