親への恨み。憎しみ。心理と克服法 (2)

「親への恨み」の解消法

その「恨み」「憎しみ」の気持ちは、意外な方法でスッキリさせることができます。それは、親を憎んでいる気持ちを肯定すること！

「自分を肯定する」方法

このような発想を「自分を赦す（ゆるす）」とも言います。たとえば、今あなたは殺してしまいたいほど親を恨んでいるかもしれません。でもそんな自分を赦してしまいましょう。これは本当に親を殺してしまえばいい、ということでは決してありません。口には出せないような負の気持ちを隠さず、「そう思うなら思うでいいじゃないか」とそのままにしておくのです。 ...

「親を一生許さない」も間違えではありません

これは、親が今までしてきたことを許してやる、ということでは決してありません。むしろ逆です。「親のこと、一生許さない」と思うなら思うのでいいのです。そう思っている自分を自分で赦してあげましょう。

毒親への正しい対処法

私たちは、日々ぶつかる問題を解決しながら生きてきています。それと同じような感覚で「親問題」に対処すると、多くの場合子供の立場の人がつぶれてしまいます。「親の悩み」は、残念ながら、大概解決できません。そもそも子供を悩ますような毒親だから、子供が今苦しんでいるのであり、そのような毒親は、そう簡単に変わってはくれないからです。

自然体の生き方

そのときに、解決の手段になるのが、親が嫌い、親を恨んでる、憎んでる・・そんな自分を肯定すること。「自分を赦す」です。「親とうまくやるのは無理だ！」とさじを投げてしまった自分を赦してしまいましょう！　あるがまま、自然のまま。「それならそれでいっか！」と放置しておくのがベスト・・そんな問題もあるのです。

生きづらさからの解放

親に悩む人の人生は、親に恵まれた人に比べれれば不運・不幸なのは事実です。でも最終的に幸せになれる人は、自分の人生のストーリーを好きになれる人です。親にさえ恵まれていればしなくて済んだかもしれない苦労の数々も、「そんな人生のストーリーも悪くないな」と好きになれたなら（＝自分の人生を赦せたなら）、生きることがラクになります。

親に苦労させられている人に、これから先、たくさんの幸せがありますように・・。

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