罪悪感。その心理と治し方

罪悪感。その心理と治し方

親から虐待されてきたなど、毒親育ちの人が共通して感じていることのひとつに「罪悪感」があります。毒親育ちの人が感じる「罪悪感」とは、どのようなものなのでしょうか。どんな親が子供に罪悪感を感じさせるのでしょうか。そこから解放される方法はあるのでしょうか。 ...

罪悪感とは、ひと言で言うと「悪いな・・」と思う気持ちです。たとえば、お店でおつりを10円多くもらってしまいました。得したな、と思う反面、「悪いな」とも思ったりします。罪悪感です。

毒親育ちの人の「罪悪感」。その特徴

毒親育ちの人の罪悪感は、これとは違う様相です。毒親育ちの人は、ずーっと罪悪感を感じ続けています。「こんな自分でいいんだろうか。みんなに悪いな」「こんな自分じゃ、親が悲しいに違いない。親い悪いな」「親が好きになれない。親に悪いな」「親がイタくて見てられない。親に悪いな」。自分の感じ方や、考え、存在に罪悪感を感じるのです。

子供に罪悪感を感じさせる親の特徴

どんな親が、子供に罪悪感を感じさせてしまうのでしょうか。

人の目を気にする親

世間体を気にする親など、人の目を気にする親に育てられると、子供は、友達や先生や、近所の人など、他者から高評価を受けていないと、自分がダメな存在のような気がしてきます。しかも、親がそれを気にしている、ということにも子供は敏感です。自分はダメな人間。しかも、それによって親に恥をかかせている・・「親に悪いな」と自分の存在に罪悪感を感じるようになっていきます。

子供から嫌われたくないオーラ出しまくりの親

子供は、その成長過程で、親との距離を置こうとしたり、自我の芽生えとともに、親が嫌いになったりすることがあります。しかし、子供に好かれようと媚びる親や、子供が冷たくするとひどく落ち込んでしまったり悲しそうな顔をする親の元にいると、本音では「親が嫌い」思っているのに、「嫌いになっちゃ悪いな」と子供は感じてしまいます。自分の感じ方に罪悪感を感じるのです。

感謝を強要する親・恩着せがましい親

「お前のために、こんなにしてやってるんだぞ」といった親の発言は、「子供へ愛情表現」のつもりかもしれませんが、かなりイタイ勘違いです。子供は、親からしてもらったことが全くうれしく感じられていなくても、感謝しなくちゃいけない、とプレッシャーを感じます。親に感謝できない自分に罪悪感を感じるようになります。

「罪悪感」のある人の共通点

罪悪感を感じている人は、「自分はこのままでいいんだろうか」と自分の存在に自信が持てません。そのため、頑張り過ぎてしまったり、完璧主義になったりします。「こんな自分じゃダメだ・・」と卑屈になったり、自己肯定感が低くなる傾向も顕著です。 [...]


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