罪悪感。その心理と治し方 (2)
毒親育ちの人の中には、漠然とした生きづらさを感じつつも、罪悪感を感じ続けている、その感覚が「普通」だと思っている人もいます。子供の頃からそのような親に育てられているために、正常な状態を知らないのです。しかしその生きづらさは、「罪悪感」というものなのだ、と気づいたら、あっという間に生きづらさから解放された、という人もいます。 ...
「罪悪感」から簡単に解放される方法
ここに毒親育ちの人の「罪悪感」が、簡単に治る方法をご紹介します。「ごめんなさい」「すみません」など、謝りワードを言うのをやめましょう!
罪悪感のある人は、自分の感じ方や、価値観や、考え方や、自分の存在にまで自信がないため、悪くないのに謝ってしまう、ということが多いのです。「ごめん」「すみません」と言いそうになったら、その言葉をグッと飲み込み、ほかの言葉に言い換えましょう。浮かばなかったら「ありがとう」「わかりました!」に言い換えてみてください。
落とし物を拾ってもらいました。「すみません」ではなく「ありがとうございます!」。それでいいのです。誰かがあなたの仕事を手伝ってくれました。「〇〇やっておいたよ」と言われたら「ごめんなさい」ではなく、「ありがとう!」でいいのです。「コレ間違ってるよ」上司に指摘されたら、「わかりました!(やり直してみます!)(ご指摘ありがとうございます!)」明るくそう言ってみましょう。
本当に「ごめんなさい」を言わなければならないことというのは、1日のうちに1回あるかどうか、そんなものです。誰かにぶつかったときでさえ「ごめんなさい」ではなく「大丈夫でしたか?」に置き変えられますね。故意にぶつかったわけじゃない。だから別に「ごめんなさい」じゃなくてもいいのです。
メンタルを変えたいときには、アクションを変えると効果が早く出ます。また、この方法にトライすると、多くの人が「自分は謝り過ぎてたかも」と気づきます。それもまた、罪悪感から解放される大きなきっかけになります。
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