子供に好きなことをさせない親。影響と治し方 (2)
子供の好きなことをさせるということは、すべてを子供任せにする、ということでは決してありません。 ...
子供に幅広く様々な体験ができるような機会を、積極的に作ってあげましょう。それを通して、子供が興味を示したり、得意なことを見つけられるようにすることが大切です。
親がするのは、その「きっかけ作り」です。スポーツ、音楽、工作、絵、読書・・本格的に、習い事を始めたりする必要はないのです。親と一緒に過ごす時間の中で、「やってみたら?」と促したり、「一緒にやってみない?」と誘ってみましょう。乗ってこないのなら、それはそれでいいのです。それには興味がないんだな、と判断すればいいだけです。
そのときには、実際に体を動かしてやってみる、ということが大切です。最近はスマホの台頭で、すべてが小さな画面の中だけ終わってしまいます。実際にやってみた体験や体感が、子供の可能性や才能を引き出します。
そのような経験の中から、子供がまたやりたいと言ったことや、目を輝かせたことが、その子供の「好きなこと」。それを伸ばしてあげましょう。
そのときにはどうぞ、人と比べたり、上達度についてウルサク言わないでください! 子供の「好きだ」「楽しい」と思う気持ちが何よりも大切です。ほかの子と比べたり、うまくなったかどうかばかりを親が気にすると、子供は、それがつまらなくなったり、本当はやりたいのに「下手だから」という理由でしり込みしてしまったりするからです。
どんな親にも、「こんな人になって欲しい」という希望が少なからずあるものです。しかし、それよりも大事なのは「子供自身」です。「この子は、どんなことが好きなんだろう」「夢中になっているのは、どんなものなんだろう」といった子供への純粋な関心を、どんなときも親は失うべきではありません。
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