子供の叱り方。注意の仕方 ~子供を傷つけない方法~ (2)
子供を傷つけることない「叱り方」「注意の仕方」には、2つのポイントがあります。 ...
子供を傷つけない叱り方
子供を叱るときには、「その場で短く」が鉄則です。あとでネチネチ言うのはご法度です。
そのときには、ダメ出しだけでなく、どうすればいいのかを伝えると否定的なニュアンスになりません。「それは、しないで」「それは、ダメだよ」と言う言い方を、「それは後で」と言うだけで、子供は傷つかないですみます。公共の場で走り回っている子供に注意を促すとき、「ダメだよ」の代わりに、「走るのは後で」「公園に行ってから」と注意すれば、子供にもわかりやすいと言えるでしょう。
また、子供を叱ったり注意したら、その後すぐに、何事もなかったかのように気分や態度を切り替えることも大切です。ニッコリ笑ったり、手をつないだり、話題を変えたり、「もう怒ってないよ」ということが子供に伝わることをするのがオススメです。
ちょっと注意するくらいなら「わかった?」などと子供に念を押す必要もありません。ひとこと言って、おしまいです。子供がまたやったら、「さっきも言ったでしょ」などと言わずに、もう一度言えばいいのです。子供への叱責や注意は、ちょこちょこと繰り返した方が子供にいい効果があります。
心理学では、不快な刺激(=叱られることや注意されること)は、強度の弱いものを繰り返し経験することで慣れる(=なんともなくなっていく、耐性ができる)と言われています。つまり、くどくど言ったりしないような「ちょっとした叱責や注意」を繰り返すことで、子供は、叱られたり注意されることに慣れていきます。それが将来「ちょっと注意されただけでキレる大人」にしないことにつながります。
注意する内容に気を付ける
子供を叱ったり注意をするときには、「行動」に対してするのが鉄則です。
子供は、たくさんの失敗を通じ、そこから学び成長していきます。親は、子供が間違ったときには、それを指摘したり、正しい方向へ導いてあげる必要があります。しかし、努力してもどうにもならない容姿に関することや、「そこを矯正してしまったら、この子がこの子ではなくなる」という性格の根幹にかかわるようなことを注意するのはNGです。
叱ったり注意していいのは、子供の「行動」です。走らない、叫ばない、投げない、叩かない・・子供のアクションに対してしましょう。
子供は、たくさんの間違えを繰り返しながら育っていきます。子供を叱ったり注意を促すことは、子供が育つのに必要なことであり、方法を間違えなければ、子供との信頼関係を深めるきっかけにもなります。本当の意味で子供を叱れるのは、「親」だけとも言えます。うるさいなぁ・・と言いつつも、自分のことを真剣に気に掛けてくれていることを、子供はちゃんとわかっています。
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