心配し過ぎな親。特徴と子供への影響 (2)

心配し過ぎな親。特徴と子供への影響 (2)

親の中には、子供が何かする前に「できるの?」「できないんじゃない?」「やめとけば」「心配だからやめて」と言う親がいます。子供からすると「されてちっともうれしくない心配」です。子供は、何もできなくなります。親の反対を押し切ってやってみたところで、失敗すれば、「だから言ったじゃない!」と親から責められそうな気がします。 ...

親が子供を心配するのは、当然のことです。しかしそれを、子供にストレートに言ってしまったのでは、子供を不安にさせるだけ。そんなとき親に必要なのは、子供を信じることです。

それができない親は、やみくもに子供を心配します。何をしても心配ばかりされている子供は、親の心配性がうつってしまったかのように、子供も心配性になります。いつも何かを心配し、不安感がぬぐえません。

友達と喧嘩をしたとか、いじめられたとか、先生に怒られたとか、子供に辛いことがあったときにも、まずは子供のことを心配してあげましょう。子供の方に「ごめんなさい」を言わなければならない何かがあったとしても、窮地にある子供の気持ちを慮り、「辛いだろうな」「悲しいだろうな」と心配し、その気持ちに寄り添いましょう。

そんなときに、子供の心配をしているようでいて、実は「世間体」「親の見栄」を心配している親がいます。子供は、そんな親の本心にとても敏感です。「心配してくれてるのに、うれしくない・・」と感じます。

また、先回りして「できるの?」「やめとけば」などと余計な心配をする親に限って、こういうときに、「気を付けないからだ」「親の言うことを聞かないからこういうことになる」などと言ったりします。子供は、親から応援されている気がしません。自分が窮地に陥れば陥るほど、自分を攻撃し、非難してくる「敵」のように感じます。

親とは、子供が心配でたまらないものです。しかし、心配の仕方を間違えると、親が心配すればするほど、子供は「親から信用されてない」「自分の味方でいてくれない」と感じ、親子の溝を深めることにもなるのです。


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