「むしゃくしゃする」は虐待のせいだった！

子供の頃、親から虐待されてきた人の中には、キレやすい、いつも何かに怒っている、といった特徴が見られることがあります。 ...

虐待された子供というと、多くの人が、泣きながら震えているような姿をイメージします。怒っていたり、暴力的だったりする子供を、虐待の被害者だとは考えにくいのです。しかし、キレやすい、怒りっぽい、ということも虐待で傷ついている人によく見られる特徴です。

親から虐待されてきた人は、親に怒っていたり、恨んでいたりします。しかし、怒りの矛先である親には、その怒りはぶつけられません。そんなことをしたら、さらに虐待されるに違いないと洗脳されていることが大半です。親と話し合ってみればいい、と言う人がよくいますが、子供の話や怒りを受け止めてくれるような親なら、最初から子供を虐待したりなどしないのです。虐待された人は、親への怒りや恨みを、親以外の対象に対して向けざるを得ない状態にあります。 [...]

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