鬱になりやすい人の心理!「投げやり」の改善策 (2)
この人の父親は、単身赴任で常に家におらず、母親は仕事。夜遅くになってからしか帰ってきません。「母と顔を合わせるのは、朝だけ。私はいつも、ひとりで夕飯を食べ、布団を敷いて寝てました」。 ...
困ったことがあっても、誰にも相談できません。「母は、困ったことがあったら電話しなさい、と言ってくれてはいました。でも、寂しいから早く帰ってきて、なんて電話できるでしょうか?」。
親と一緒にいたいと思っても、その希望がかなうことはない。授業参観にも、運動会にも来てもらった記憶がないと言います。期待しては裏切られることの繰り返し。「どうせ、何もしてもらえない」と、どんどん投げやりになっていったと言います。
この人が変わったのは、結婚後、鬱になったことがきっかけでした。「私は、夫にも心を開けずいました。どうせ言ってもわかってもらえないと、人間関係まで投げやりだったんだと思います」。しかしその性格が、子供の頃の家庭環境の影響なのだと気づき、この人は変わりました。
「私は親からも、投げやりになるのはやめなさい、と言われ続けてきました。でも違ったんです。私を投げやりにしていたのは親だった。それに気づき、私は生まれて初めて、自分が苦労人なのだと気づきました」。
自分を癒すことを覚え、この人の鬱は、今快方に向かっています。
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