「血のつながりが信じられない」の治し方

アダルトチルドレンの人の中には、「血のつながりが信じられない」と感じている人が多くいます。なぜ、ＡＣの人はそう感じるのでしょうか。それを改善することはできるのでしょうか。 ...

毒親に育てられ、血のつながりが信じられなくなった人がいます。

この人は母親から、好きでもない習い事を１０年以上強制され続けました。「私を音大に入れるのが母の夢でした」。そう語るこの人は、３歳のときから、毎週１回、片道１時間かけ、母に連れられてバイオリンのレッスンに通ったと言います。

「私は、バイオリンが好きだと思ったことは１度もありません。運動の方が好きだったんです」。上達が遅れがちな娘を心配し、母親は毎週のように先生に聞いていたそうです。「この子、音大に入れますか？進度が遅れてませんか？」

「私には、楽しい思い出がありません。思い出すのは忌まわしいバイオリンのことばかり。練習に身が入らなくて、母に怒られて。嫌々やって。見たいテレビも我慢して、毎週レッスンに通って。やめたくてもやめれない。毎週のように、音大に入るには進度が遅れてるとかなんとか、話題にされ・・」。そんな生活を、音大には行けそうもないことがはっきりした１７歳まで続け、この人はＡＣになりました。 [...]

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