「感情表現が苦手」の原因 (2)

「感情表現が苦手」の原因 (2)

感情表現ができるようにすることはできるのでしょうか。実は、比較的簡単にできるようになります。 ...

うれしい、悲しい、楽しい、好き、嫌い、妬んでいる、憎い、恨んでる、罪悪感を感じている、恥ずかしい、逃げ出したい、怒ってる・・感情を表す言葉をリストしてみましょう。実際に書いてもいいし、頭の中に入れておくだけでもいいです。何かあるたびに、その中からひとつを選ぶ、ということをしてみてください。

そしてそれを、口に出すと効果的です。嫌いんだな、と思ったら「嫌いだ」とつぶやくのです。人がいるところでは無理でも、ひとりのときには、それを心がけてみてください。自分が口にした言葉が、もう1度耳から入ってくることで脳が刺激され、感情表現が早く定着します。

友達や家族に対して、自分の気持ちを表に出して伝えたい、と思うようになったら、ひとりでつぶやいていたその言葉を、誰かに言ってみましょう。そのときには、言いやすい相手、それを言っても否定しないような相手を選んで。勇気を出して言ってみたのにそれを否定されたら、「もう2度と言わない!」誰でもヘコむものです。

もし、感情を否定されるようなことを言われたら、「感情は否定しないで。人の気持ちは誰にも変えられないんだから」と言ってみてください! それもひとつの立派な感情表現です。


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