【ac克服】薄っぺらい親の家庭 (2)
「友達ができません。人の話を聞くことはうまくても、自分の話ができないんです」。それもそのはずです。この人は、親の話を聞くばかりで、自分の話を聞いてもらったことがないのですから。 ...
「自分が空っぽな気がします」。自分が何をどう感じているのか、何がしたいのかわらかない、と言います。本当は知ってる話なのに「へー」と初めて聞いたような顔をして話を聞く毎日。相手に合わせているだけの人は、自分を見失います。「自分」がなくなってしまうのです。
「薄っぺらい親に育てられた私は、薄っぺらい人間になってしまいました。私には、友達とどう付き合えばいいのかわからない。そもそも友達がどういうものなのかもよくわからない。何をするにも不安で孤独です」。
自分を大切にすることを知らず、人の世話ばかり焼いている。そうしか生きられない・・。本人が自覚しているか否かに関わらず、それはほぼ間違いなく「親に合わせて生きた子供時代」を送ってきている人たちです。子供時代を、親に支えられたり応援されたりしながら生きてきた人は、大人になって、「自分の人生を生きられない」なんてことにはならないのです。
「私の中身はカスカスです。なんとかそれを埋めたい。時間がかかっても」。大学でカウンセリングを受けるようになり、この人は今、少しずつ変わり始めています。
「私の育ってきた家庭は、普通ではなかったんだなとやっと気づきました。その現実を受け止めるのに何ヵ月もかかりました。辛かったです。でも、あのとき気づいてよかったと思えるような人生が、この先必ず待っていると、信じたいなと思います」。
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