「誰も信用できなくなった」の対処法

誰も信用できなくなった。こんなに辛いことはありません。心細く不安なことでしょう。そんなときにはどうしたらいいのでしょうか。その原因は？　心理は？　どうしたらそれを回復させることができるのでしょうか。 ...

友達だと思っていた人が、自分の悪口を言っていた。信じていた人に裏切られた・・。誰のことも信じられなくなることがあります。重度の「人間不信」の状態です。

誰かに裏切られるようなことが起きても、まだ信じられる人が身近にいれば、「誰のことも信用できない」とはなりにくいものです。その人との信頼関係を柱に自分を立て直していくことができるからです。

しかし、「誰のことも信用できない」と感じられているときというのは、自分の周りがみな敵に見えたり、嘘つきや裏切り者に見えたり、自分の味方が誰もいないような気がしてしまいます。暗闇にひとり取り残されたような気分がする、と言った人もいます。

そんなときにはどうしらいいのでしょうか。

そのようなとき人は、信用できる人が誰かいないか探してしまいがちです。少しでも信用できそうな人がいると、すがってしまいたくなるのです。それは当然の心理です。

しかし同時に、そのような時というのは、相手の些細な言動にも、傷ついたり、不信感を抱いたり、裏切られたような気がする時でもあります。すると、誰かを信用してみては裏切られ・・ということを繰り返すことになり、ますます「誰も信用できない」とドツボにはまりがちです。 [...]