acの直し方ママ友との付き合いが嫌いな親の家庭

子供をアダルトチルドレンにする家庭とは、どのようなものなのでしょうか。どのような家庭で育つ人がＡＣになるのでしょうか。そこから立ち直る方法はあるのでしょうか。 ...

子供をアダルトチルドレンにする親の特徴のひとつに、「人付き合いが嫌い」「友達がいない」ということがあります。

友達がいなかったり、人付き合いが好きではないからといって、子供が必ずＡＣになるわけではありません。保育園や幼稚園に行ったり、学校に入学すれば、子供の世界は自然と広がります。子供に友達もできます。親がそれを邪魔するようなことをしなければ、大きな問題にはならないのです。

しかし、子供の足を引っ張る親がいます。そのひとつが、子供を自分の「友達」にしたがる親。そのような親は、自分に友達がない、寂しい、だから、我が子を「おともだち」にしておきたいと考えます。「永遠の友達」「絶対に自分を裏切らない友達」であることを子供に強要する親もいます。

これでは、子供を束縛しているだけです。子供はどんなに親との暮らしが窮屈でも、親から離れられません。それをいいことに、自分だけのものにしようとしているだけなのですから。

このような親に育てられた人は、自分のためではなく、親のために生きるようになります。親の中には、露骨に「お母さんには、あなたしかいないの」などと言い、子供を巧みに心理操作する人もいます。子供は本当は嫌なのに、「私が嫌いになったらかわいそうだ」と親に気を使い、「親に期待されてる自分」でいようとします。こうして典型的な「アダルトチルドレン」が出来が上がります。

友達のいない親のせいで、アダルトチルドレンになってしまった人がいます。

「私は両親に、洗脳されていました」。今は穏やかにそう語るこの人は、このことに気づいて、生きづらさから解放された人のひとりです。 [...]