acからの解放 貧乏な家庭

acからの解放 貧乏な家庭

子供をアダルトチルドレンにする家庭の実態とは、どのようなものなのでしょうか。どのような家庭で育つ人がACになるのでしょうか。どうすれば、そこから解放されるのでしょうか。 ...

アダルトチルドレンの人の中には、貧乏な家庭に育ったという人が少なくありません。

貧乏であるからといって、子供が必ずACになるのかと言えば、決してそんなことはありません。貧乏な家庭で普通に育った人もいれば、裕福な家庭でACになってしまった人もいます。

子供をACにする「貧乏な家庭」にはある特徴があります。それは、「子供に頼る」ということです。

貧乏な家庭に育ち、ACになってしまった人がいます。

「父はギャンブル好きでした。母はいつも、お金に困っていました」。そう語るこの人は、子供の頃から我慢ばかりしてきたと言います。

「でも子供だった自分に、その自覚はありませんでした。我慢してたんだな、と気づいたのは大人になった後。私にあったのは、ただただ『お母さんがかわいそう』という気持ちだけでした」。お母さんを幸せにできるのは私しかいない・・とさえ思っていたと言います。

そんな娘のことを、頼りにさえしていた母親。「母は、父のせいで自分は苦労させられている、といつも言っていました。子供だった私の中に、加害者の父と被害者の母、という構図が出来上がっていました」。

母親の愚痴を聞き、同情し、励ます日々。勉強を頑張るのも、いい子でいることも、すべては「お母さんのために」。こうしてこの人は、「親のために生きることしか知らない」典型的なACになってしまいました。

大人になり、社会人となり、年齢があがるにつれて、自分に違和感を感じるようになったと言います。「自分が空っぽな気がしました。何のために生きているのかわからないんです」。

ACから回復した今、「それもそのはずだった」とこの人は穏やかに笑います。「私は、自分を犠牲にして『かわいそうな母』のために生きてきました。私は子供の頃から、自分の人生を生きたことがないんです」。

それに気づいても、すぐには変われなかったと言います。「自分の思い通りに生きてみようと思っても、どうしてもブレーキがかかるんです。それをすると母を見捨てることになりそうで・・」。

罪悪感に苦しんだ日々。3年が過ぎた頃のことでした。「私をこれ以上巻き込まないでくれ!・・なぜだか急に、そう叫びたくなりました」。それを境に、この人は生きづらさから急激に解放されていきました。

「自分は自分。母は母。私と母の間に、境界線が引けたような感覚でした。私は、母に飲み込まれていました。そこからポンと外に出られたような解放感がありました」。

そしてこう続けました。「どんなに母が不幸でも、そんな夫と結婚したのは母。それが母の人生。私は、母の人生の問題を、なんとかしてあげようとし過ぎていたと思います」。

親の問題の解決に、子供が巻き込まれるようなことがあってはいけない、とキッパリ語ったこの人は、まもなく結婚するそうです。

「愛情のある家庭を築きたい・・心からそう思います」。月並みな言葉に聞こえることでしょう。しかし、ACだったこの人には、それがどんなに大切で、そして大変なことであるかも痛いほどわかると言います。

どうぞお幸せに・・そう願ってやみません。 [...]


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