虐待の影響「辛いのに泣けない」の直し方
辛いのに泣けない人がいます。「涙は心の洗濯」とも言われます。辛いときには泣いてもいい・・いえ、泣いた方がいいのです。辛いのに泣けないのはなぜなのでしょうか。泣けないとどうなるのでしょうか。それを直すことはできるのでしょうか。 ...
辛いのい泣けない・・そのような人には、ある共通点があります。それは、自分の気持ちを押し殺してしまいがち、ということです。
生きていれば、いいことばかりではありません。悲しい、寂しい、悔しい、恥ずかしい、嫌いだ・・できることなら経験したくないような負の感情を抱えることもあります。そんなとき、その負の感情をなかったことにして、平静を保とうとする人がいます。
自分の気持ちに正直になれる人は、それを隠したり、なかったことにしようとはしません。「悲しいな」と思ったら、「こんなことがあったんだ、悲しいよな」と自分で自分を慰めたり、癒したりします。泣きたいな、と思ったら、家に帰って涙することでしょう。
しかし、親から虐待されてきたなど、毒親に育てられれた人の中には、それができないことが多いのです。それはなぜか。親から感情や感覚を否定されて育ってきているからです。
学校で悲しいことや残念なことがあったとき、普通の家庭に育つ人は、家で安心して「悲しいな」とか「嫌だったな」という感情に浸ることができます。慰めてくれたり、共感してくれたり、話を聞いてくれる家族もきっといることでしょう。
しかし親から虐待されてきた人は違います。悲しい顔をしていたら、弱みにつけこまれるかのように、さらに酷いことを言われたりされたりします。辛いことがあったとき、癒されるはずの家庭が、外よりもっと過酷な環境なのです。外であった辛いことやその気持ちを、ひた隠しにするようになります。
そのような家庭に育つ人は、感じたままに感じる、ということができません。「こんな風に感じてちゃダメだ」と自分の感情を自分で否定するようになります。本当は辛いのに、辛くなんかない、と無意識に感情を殺してしまいます。だから、泣きたいくらい辛いのに泣けないのです。
どうしたら、それを直すことができるのでしょうか [...]
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