ACは必ず治る! 努力しない親の家庭
子供をアダルトチルドレンにする家庭とは、どういうものなのでしょうか。どのような家庭で育つと、子供がアダルトチルドレンになってしまうのでしょうか。どうすれば、そこから回復できるのでしょうか。 ...
子供をアダルトチルドレンにする親の特徴のひとつに、「努力しない」ということがあります。「努力しない親」とはどんな親なのでしょうか。なぜ、努力しない親に育てられると、子供がACになってしまうのでしょうか。
努力しない親は、総じてダメ親です。あらゆることに努力が必要なわけではありません。親に必要なのは、いい親になりたいと思うこと。ただそれだけ。育児は育自、なんて言葉もあります。親も、子供と一緒に成長しながら「親」になっていくのです。
しかし、子供をACにする親は違います。自分のことを棚にあげ、子供に注文をつけてばかりいます。「自分(親)のことが自分でできない」「できないから、子供にやらせる」・・これは、子供をACにする親の典型です。
努力しない親の最大の問題は、自分(親)が努力しない分、子供に努力させる、ということです。そのため、子供につける注文が必要以上に厳しくなりがちです。
そのような家庭には、「親は努力しなくていい存在。子供は努力しなければならない存在」という暗黙のルールのようなものが存在しています。子供は、日々自分だけが努力を強いられます。どんなに頑張っても、まだ足りない気がする、といった生きづらさを感じがちです。
また努力しない親は、「なりたかった自分」を子供に押し付ける傾向が顕著です。自分が子供の頃にしたかった習い事を子供に強制したり、自分が憧れていた学校に進学させたり、自分がなりたかった職業に就くように誘導したり、自分が着たかった服、したかった髪型・・まるで着せ替え人形に扱います。
そのような親に育てられた人は、親から「自分の個性」が大切にされたことがありません。親の言うとおりにしていたり、親の理想通りでいるときにだけ、親からかわいがられ、ほめられ、認められます。子供は自然と、親の理想通りでいようとするようになります。
自分にしたいことがあったり、考えていることがあっても、否定されそうで、あるいは、実際に否定されてしまうため、自己主張できません。「親は、こんな自分でいて欲しいんだろうな・・」と親を気遣い、思いやり、無理して「親が期待している自分」を演じるようになってしまったりします。こうして「親に人生を奪われた」「親のために生きているような」アダルトチルドレンが出来上がります。
「努力しない母でした」。そう語るACの人がいます。
この人の母親の口癖は「お母さんみたいに、なっちゃダメ」。自分を卑下してばかりだったと言います。「私が幼い頃から、母は、自分を卑下するようなことばかり言っていました」。 [...]
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