acの特徴!「協調性に欠ける」の対応
アダルトチルドレンの人の中には、協調性に欠ける人がいます。なぜACの人は、協調性に欠けることがあるのでしょうか。その原因は? 心理は? 協調性のなさにはどう対応するのがいいのでしょうか。治すことはできるのでしょうか。 ...
協調性とは、人に合わせたり、譲ったりすることができる資質のことを言います。たとえばチームスポーツでは、「試合に勝つ」という目的のために、自分のしたいプレイを封印できる人が「協調性のある人」ということになります。職場であれば、職務のために、果たすべき役割を果たせる人が「協調性のある人」ということになります。
協調性は、なくてはならないもの、と考えている人が多くいます。しかし、協調性がないからダメな人なのか、と言えば決してそんなことはありません。協調性に欠ける人は、チームスポーツは苦手でも、個人スポーツでその資質が生かされます。大企業より規模の小さな職場、事務職よりは営業職など、個人の裁量に任される部分が多い分野で、その特性が遺憾なく発揮されます。
協調性のある人は、人に合わせることはうまくても、自分がなかったり、自己主張が苦手だったり、自主性に欠けることが多いのも事実です。協調性に欠けるからといって、卑下することはありません。自分にあった人との付き合い方や、仕事、趣味を探せばそれでいいのです。
しかし、「協調性がない」ことが、問題になることがあります。
それは、人に合わせたり、ときには相手のために譲ったり、といったことが「楽しい」と思えない人です。世の中は、すべて自分の思い通りにはいきません。自分の思い通りでなくても、協調することで物事がうまく進み、それが心地よいと感じられる・・そんな人はハッピーです。そう感じられない人は、自分の思い通りにならないと、いつもイライラしていることになってしまいます。
なぜ「協調性の有る人」と「無い人」ができてしまうのでしょうか。実は、育ってきた環境や親の態度が、それに大きく関係しています。
たとえば協調性のない親の元で育った人は、協調性に欠ける人になります。
そのような家庭では、夫婦がバラバラです。ふたりが全く違う方向を向き、勝手に生きているような印象です。子供にとって、家庭は、生まれて初めて経験する小さな社会です。協力とか、協調とか、家族の一体感といったものと無縁の雰囲気で育った人は、人と協調することの楽しさや大切さも、当然知らずに育ちます。
これとは違う原因もあります。
早くから子供に「協調性」を求めすぎる親です。
子供をアダルトチルドレンにする親の中には、親が子供に合わせるのではなく、子供に合わせさせる親がいます。そのような親に育った人は、親に合わせてばかりで、「自分」がないまま大人になってしまいます。
協調性とは、単に人に合わせることではありません。自分の考えや価値観を大切にしながら、他者のそれも大切にすること。「自分」がなかったり、自分を大切にすることを知らないACの人には、人に合わせてばかりで一見「協調性がある」ように見えていても、それを心地よいとは感じられていません。本当の協調性ではないのです。 [...]
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