うつの症状 「ひねくれてる」の原因と治し方
ひねくれてる人がいます。そのことに悩んでいる人も。ひねくれている人は、なぜそうなってしまうのでしょうか。原因は? その心理は? ひねくれている性格は、直すことができるものなのでしょうか。 ...
ひねくれている人がいます。子供の頃からそうだったという人もいれば、だんだんと、ひねれくた性格になってしまった、という人もいます。
ひねくれた性格の人は、ややもすると周囲から孤立しがちになり、うつを発症しやすい傾向があります。しかも、うつの時というのは、元々そうでない人でさえ、ひねくれた見方や感じ方になりがちです。人の好意を素直に受け取ったり、周囲を信頼することが困難な心理状態になるため、それがうつからの回復を遅らせる要因にもなります。
そんなときに大事なこと。それは、ひねくれてる性格を直そうとし過ぎないことです。性格は、それがよくない性格であると自覚したり、直そうとしたりすればするほど、直りにくくなります。無くそうと思っているものに注意が向き、かえって意識されてしまうからです。
また、直したいのに直らないことに悩んだりイライラし、自分に自信がなくなってしまったり、たとえその性格が直ったとしても、自分に自信がない、ありのままの自分を好きになれない、という新たな生きづらさを感じることになります。
ひねくれている性格は、悪い性格かと言えば、必ずしもそうではないのです。人の性格には、裏と表、必ず両面があります。ひねくれている人は、素直でなかったり、人の言っていることや好意を歪曲して受け取ったり、簡単に人を信用しなかったりします。しかしその一方で、何事にも疑ってかかるその性格の人は、思慮深く、慎重に物事を進められる人でもあります。それは、素直過ぎる人には決してない「特技」「いい特性」でもあるのです。
性格を治したいときには、治そう、無くしてしまおう、と思うより、その性格のいい面・メリットに目を向けた方がうまくいきます。「思慮深い」「慎重」といったいい面を伸ばす「自分改革」をしてみてください! その過程で、「人の意見も取り入れてみようかな」とか、「ひとりでできないことは、誰かに助けてもらっちゃおうかな」とか、今までしなかったことを、「自分のため」にしてみると、無理なく自然に、自分らしく変わっていくことができます。
そもそも、なぜひねくれている人と、そうでない人が生まれるのでしょうか。
生まれつきの性格ももちろんあります。しかし、育ってきた環境によって、元来ひねくれた性格ではなかった人が、ひねくれていくこともあります。
たとえば、恩着せがましい親に育てられると、子供がひねくれた性格になります。親の中には、子供に優しくしているようでいて、実は、いい親だと思われたいとか、子供から感謝・尊敬されたいとか、「下心」のある人がいます。子供はおとなよりずっと、人の好意や愛情に対する感度が敏感です。そのような下心を簡単に見抜きます。親から何かしてもらっても、うれしいと感じられなくなったり、裏があるのではないかと疑うようになります。ひねくれた性格になっていきます。
強引な親や、支配的な親に育てられた人も、ひねくれた性格になります。
親が原因でひねくれた性格になったものの、大人になって、それが治ったという人がいます。 [...]
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