「人を喜ばせるために嘘をつく」の解決方法

「人を喜ばせるために嘘をつく」の解決方法

嘘をつく人がいます。人を喜ばせるために、話が大きくなったり、作り話をする人も。人を喜ばせるために嘘をつく人には、どんな共通点があるのでしょうか。その原因は? 心理は? どう対処すればいいのでしょうか。 ...

人を喜ばせるために嘘をつく人がいます。そのような人に共通していること。それは、嘘をついている、という自覚が薄いことです。嘘をつくことには、罪悪感が伴うものですが、人を喜ばせるために嘘をつく人には、それがありません。そればかりか「いいことをしている」と勘違いしていたりします。

人を喜ばせるために嘘をつく人には、2通りあります。

ひとつは、人を笑わせたり、喜ばせたりすることが好きな人です。相手の人の喜んだり笑っている顔が見たいがために、嘘をついてしまいます。

このような人は、相手の人の表情や反応をたくみに察知し、それによって自分の発言を瞬時に変えることができます。ある意味、とても「有能」です。周囲が自分に期待している「役割」のようなものを常に果たすため、仕事のできる人に見えていたりします。しかし、人から信用されるか、と言えばそうではありません。嘘をついてまで結果を出そうとするため、信用できない、不誠実、という評価も得やすいのです。

相手を安心させるために、嘘をつく人もいます。

そのような人は、いつでも相手の話に合わせてばかりいます。本当は全然大丈夫じゃないのに「大丈夫だよ!」と言ったり、本当はイヤなのに、「イイヨ」と言ってしまったりします。自分の気持ちより、相手の気持ちを優先。相手を喜ばせるために、話を合わせてしまう。嘘をついているつもりはなくても、嘘だらけになってしまいます。

このような人は、一見人気があり、友達も多かったりします。でも内面は孤独です。本音で語ることがないので、本当の友達ができません。人の話を聞いてあげることはあっても、自分の話を聞いてもらうことはない。言って欲しいことを言ってくれるので、みんなこの人と話したがる。でもただそれだけ、になってしまいます。

気の遣い過ぎで「いつも疲れている」というのもその特徴のひとつです。しかし、どんなに疲れても、それをやめられません。相手を喜ばせるようなことを言うのをやめてしまえば、相手から自分が必要とされなくなるのではないか、という不安がつきまとうからです。

嘘をつくことはいいことではないでしょう。しかし、人を喜ばせるために嘘をつく人は、そうせざるを得ない状況に知らず知らず追い込まれ、多かれ少なかれ、生きづらさを感じています。そこから解放されることはできるのでしょうか。

「人を喜ばせるために嘘をつく」は、治すことができます。

それは意外と簡単です。 [...]


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