人の言うことを鵜呑みにする親子供の鬱、その実態

人の言うことを鵜呑みにする親がいます。人の言うことを鵜呑みにする親の心理は？　問題点は？　人の言うことを鵜呑みにしてばかりいると、子供に、どんな影響があるのでしょうか。そのような親には、どう対処するのがいいのでしょうか。 ...

人の言うことを鵜呑みにする親に育てられ、鬱になってしまった人がいます。人の言うことを鵜呑みにする親は、なぜ子供を苦しめるのでしょうか。

人の言うことを鵜呑みにする親は、子供に対する態度に、一貫性がありません。こうした方がいい、これはしちゃダメだ、こうするべき、ああするべき・・人から見聞きしたことが、そのまま自分の子育てに反映されます。

子供はたまったものではありません。人から聞いたとか、ネットで読んだとか、テレビで言ってたとか、たまたま見聞きした情報によって、今までいいと言っていたことが、突然ダメになったり、今までさせてもらえなかったことが、突然「するべきこと」になったりします。

子供は混乱します。「どうして？」「なんでダメなの？」と、子供は当然親に聞きます。しかし、その子供の問いに答えられないのが、「人の言うことを鵜呑みにする親」です。人の言うことを鵜呑みにする親は、自分でものを考えません。「人が、テレビが、メディアがそう言ってたから」。それだけの理由だから、子供に肝心なことが答えられないのです。

このような親の常套句は「ダメなものはダメ」。それを言う親に、ろくな親はいません。子供にあーだこーだ言う前に、自分でよーく考えてみろ！と、言われて当然です。

人の言うことを鵜呑みにする親は、自分の子供の評価までも、人頼みだったりします。子供が褒められれば、自分の子供がイイコだと思っていい気になり、自分の子供が人から怒られるようなことをすれば、自分の子供がダメな気がし、子供に辛くあたります。

そのため、人の言うことを鵜呑みにする親に育てられる子供は、人を信じることができない大人になる傾向があります。自分の評価が、他人の評価によって、激しくアップダウンするために、人の目が気になったり、人の顔色ばかりうかがうようになったりします。

当然、自分に自信が持てません。自分に対する自信も、他人の評価によってグラつきっぱなしになります。そしてそのようなメンタルは、鬱を発症しやすい状態でもあります。

そのような親に育てられた人は、どうすればいいのでしょうか。

人の言うことを鵜呑みにする親に育てられ、鬱になってしまった人がいます。

でも今は、見違えるように元気です。何がこの人を変えたのでしょうか。どのようにして、親のトラウマを克服したのでしょうか。 [...]