癇癪を起こす父親心理と対処法

父親が癇癪持ち。ヒステリー。そんな父親に困っている人は、決して少なくありません。親に癇癪を起されると、本当に困ってしまいますね。特にそれが父親だった場合、そこには、どんな特徴があるのでしょうか？　その原因は？　心理は？　それにはどう対処すればいいのでしょうか。 ...

癇癪持ちの人は、女性にも男性にもいます。しかし、男性の癇癪には、ある特徴があります。

癇癪持ちの人は、気に入らないことがあると、すぐキレてしまいます。思ったような受け答えをしてくれなかったとか、無視されたと思い込んでしまったとか、順番待ちが長くてイライラしたとか、そんなことで癇癪を起します。

どんな人にも、思い通りにならずイライラすることがあります。そんなときは「○○して」と怒らずに相手に伝えたり、「どうしてなの？」と冷静に聞いてみたりするのが普通の対応です。しかし癇癪持ちの人は、そこでカッとなったが最後、どなりちらし、制御不能の状態に陥ります。癇癪を起された側はたまったものではありません。

男性・父親の癇癪には、もうひとつ、ある特徴的な傾向があります。それは、自分が間違っているとキレる、ということです。

たとえば、火曜日に、と約束していた事柄を、父親が水曜日だと勘違いしていたとします。「火曜日だよね？」と言ったが最後、ムッとしてしまいます。「水曜日だ」「お前の方が勘違いしてる」「俺は間違ってない」などと言いはったりします。「いや、火曜日だ。ほら、カレンダーにも書いてある」と証拠を見せたり、「お父さんが間違ってるよ」とほかの家族に言われたりしたら、まず間違いなく大爆発です。

その裏には、癇癪持ちの人の、こんな心理が潜んでいます。 [...]

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