思い通りにならないとキレるバカ親。その克服法

自分の思い通りにならないときに、キレる親がいます。そんな親に悩んでいる人も。そのような親は、なぜキレてしまうのでしょうか。その原因は？　心理は？　そのような親に育てられると、子供にどんな影響があるのでしょうか。それには、どう対処すればいいのでしょうか。 ...

思い通りにならないと、キレる人がいます。不満があるなら、言葉で相手に伝えればいいものを、突然怒り出すため、不快極まりありません。そんな人が、親だったら？　嫌でも何でも、付き合わなければならない相手「親」。キレやすい親ほど、厄介なものはありません。

そのような家庭に育つ子供は、いつ親にキレられるかと、ビクビクしながら生活せざると得なくなります。また、子供は親にキレられると、「自分が悪い子だからじゃないか」と考えます。親がキレるたびに、責任を感じ、必要ないのに謝ってしまうなど、自己肯定感が低く育ちます。

キレる親を持つ子供は、キレやすい性格になる傾向も顕著です。子供は、親の姿を見、それをお手本にして育ちます。思い通りにならないとキレる親の姿を見て育った人は、自分も思い通りにならないことがあったとき、親とソックリな態度を取ります。キレてしまうのです。

親がしているんだから自分もそうしていいはずだ、という肯定的な意識が働くのも、その理由のひとつですが、それよりも重大な問題がここにはあります。キレやすい親の元に育つ子供は、「気に入らないことがあったとき、どう対処すればいいのか」を親から学べないのです。

そんな家庭に育って、キレやすい性格だったと言う毒親育ちの人がいます。「気に入らないことがあったとき、どう対処すればいいのかを知らずに育ってしまった」と語るこの人は、あることをきっかけに、それを克服したと言います。何が彼を変えたのでしょうか。 [...]