何でも人のせいにする毒親。心理と対処法

何でも人のせいにする毒親。心理と対処法

何でも人のせいにする人がいます。そんな人を親に持ち、苦しんでいる人も。何でも人にせいにする親には、どんな問題点があるのでしょうか。その心理は? 共通点は? そのような親に育てられると、子どもはどうなるのでしょうか。 ...

何でも人のせいにする人がいます。自分にも悪いところがあるのに、自分のせいじゃない、アイツのせいだと主張したりします。謝る、ということが決してありません。話をしているうちに勝手に気分を害し、「あいつのせいで、自分の気分が悪くなった」などと人のせいにしたりします。本当に厄介な人です。

最悪なのは、そのような人が親になったときです。子供は悲惨な目にあいます。子育てが大変だとなれば、それは子供のせいだ、ということになります。子供のせいで恥をかいたとか、子供のせいでやりたいことができないとか、何でもかんでも子供のせいだ、ということになります。

幼い子供は、そんな親に抵抗できません。本当に自分のせいなんだ、と思い込みます。「私・僕のせいにしないでよ!」など子供が言わないのをいいことに、その態度を助長させていきます。子育てには、大変なことも、思い通りにいかないこともあるでしょう。それをすべて子供のせいにしておけば、親はラクです。「私は、いい親だ。それなのに子供のせいで・・」と思っていれば、責任を感じることも、反省することもしないですむからです。

そしてそのような親は、大人になった後も子供に言い続けます。「子供のせいで、貯金がなくなった」とか、「子供のせいで、気が休まらない」とか。子供の頃に毒親だった親は、子供が大人になった後、それが治ることはまずない。子供は、一生苦労します。

人のせいにするのが好きな人の思考回路は独特です。「いつでも自分が被害者。相手が常に加害者」。その関係性が固定されています。だから、自分がいかに被害を被っているのかを主張したくなります。全部アイツが悪い!ということになります。

その相手が子供となると、その影響は深刻です。子供は、自分が親を不幸にしている加害者であるかのように感じます。自分の存在に自信が持てず、自分などいない方がいいのではないかと感じるなど、自己肯定感が低くなります。そして何より、人間関係に苦労します。親=被害者、子供=加害者、という関係性の中で育つため、人と人との対等な結びつき、正常な人間関係がどういうものなのかを、知らずに育ってしまいます。

でも諦めないでください! そんな親の元に育ち、その生きづらさから解放された人がいます。 [...]


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