子供から信用されない親。その特徴と対処法

子供から信用されない親がいます。親のことを信用できずに苦しんでいる子供も。どんな親が、子供から信用されないのでしょうか。子供には、どのような影響があるのでしょうか。それには、どう対処すればいいのでしょうか。 ...

子供から信用されない親がいます。親にとっても、それは辛いことかもしれません。しかし、それ以上に辛いのは、親のことを信用できないと感じている子供です。

人を信用できないときほど、辛い時間はありません。子供ならなおさらです。信用できて当たり前の「親」が信用できないとなれば、それは子供の人格形成にも影響を及ぼす重大な問題です。

多くの毒親育ちの人が、「親を信用できないなんて、自分はどこかおかしいんじゃないか」と感じています。どうか、自分を責めないでください。子供は、何もなしに、親のことを信用できないとは思いません。あなたがそう感じているということは、そう感じざるを得ないような辛い体験をしてきている、ということなのです。思い出すことが困難な、かなり幼少期の経験が、親への不信感へとつながっていたということも、決して珍しいことではありません。

子供から信用されない親には、どんな特徴があるのでしょうか。

たとえば、嘘をついたり、約束を破る親。子供とした約束が守れないこともあるかもしれません。しかし、なぜ約束を守れなくなってしまったのか、子供にもわかるように説明するとか、今度やろうと、次の約束をするなど、誠実な態度を取っていれば、子供は、それだけで親を信用しなくなることはありません。子供は、親を信用したいと切望しています。約束が守れなかった後の対応が、信頼に足るものなら、子供は、進んで親を信用するようになるのです。

しかしそんなとき、「こっちもいろいろ大変なんだ」と逆ギレしたり、決して謝らなかったりする親がいます。その態度が、子供を深く傷つけ、「親のことを信用したいのにできない」といった感覚に、長く苛まれることになります。

言うことがコロコロ変わる親も、子供から信用されません。自分（親）の都合で、言うことがコロコロ変わる。そんな親に振り回され、人間不信になってしまった人がいます。Ａさんです。

しかしそんなＡさんも、今は朗らかです。何がＡさんを、「親を信用できない」という生きづらさから救ったのでしょうか。 [...]