実家に帰ってこいとウルサイ親「親鬱」その実態

親が原因で鬱になる。今やそれは、決して珍しいことではありません。子供を鬱にする親とは、どんな親なのでしょうか。そこには、どんな特徴があるのでしょうか。子供は、そこから、どうやって立ち直ればいいのでしょうか。 ...

ある人が語ってくれました。

私の鬱は、「親」が原因でした。

父は、とにかく怖い人で、会えば怒ってばかり。どうしてこんなに、私の悪いところばかりを見つけて怒りたがるんだろうか・・と不思議なくらい。私の過去から現在に到るまで。言動から性格、持ち物に到るまで。私をいじめて楽しんでいるとしか思えない父でした。

母はと言えば、知らん顔。守ってなんかくれない。途中で「お父さん、そのくらいにしといたら」とかなんとか言ってくれればいいのに、ただただ知らん顔してるだけ。だから、私は、父から怒られっぱなし、傷つきっぱなし、になる。

しかも母は、異常なまでの心配性。職場でうまくやってるのかとか、結婚とか出産は、早い方がいいから、とか、友達から嫌われてないかの心配まで。母と話していると、くら～い気分になってしまう。

私の鬱。その原因は親でした。盆と正月の前後にだけ、生きてるのも辛いくらいの鬱になる。でも、「もうしばらく会わなくていいんだ。親のことは忘れよう」と思うと、元気になる。

１年のうちの２か月近くを、鬱で過ごすのはもう嫌だと思いました。実家に帰るのは正月だけにしようかなと思いました。「お盆は帰れそうにない」と電話をしました。しかし、「そんなこと許されると思ってるのか！」と父に怒鳴られました。母にも「それはよくないことだわ。お父さんも、どんなにさびしいか・・」と言われました。なおさらこの人たちと付き合うのは無理だ、と思いました。

とっさに私は言ってしまいました。 [...]