自分が正しいと信じて疑わない母親の対策

自分が正しいと信じて疑わない母親がいます。そんな母親に悩まされている子供も。自分が正しいと信じて疑わない母親。そこにはどんな心理や問題点が隠されているのでしょうか。そのような母親には、どう対処すれがいいのでしょうか。 ...

自分が正しいと信じて疑わない人がいます。そんな人の相手をするのは、大人でも大変です。でもそれが自分の「母親」だったら？　子供は悲惨です。

「自分が正しいと信じて疑わない母親」は、子供の話を聞きません。しかも最悪なことに、自分では子供の話を聞いていると思っていることが多いのです。どうしてそのようなことになってしまうのでしょうか。

自分が正しいと信じて疑わない母親は、「自分だけが正しい」と思っているようなところがあります。そのため、母親と子供の意見が一致しているときには、「子供の話を聞くいい母親」に見えるものの、そうでなくなると豹変します。少しでも、子供の意見や感じ方が、自分のそれと違えば、「間違ってる」と決めつけます。子供からすると、ちっとも話を聞いてくれない、ということになります。

「自分が正しいと信じて疑わない親」が母親に多いのには、理由があります。女性は男性によりも、共感性に優れています。共感性の強い人は、人から共感されたいという欲求も強い傾向があります。母親の「子供への共感性」は、子育てには有利に働くものですが、子供に自我が芽生え、自身の考えや価値観を持ち始めると、マイナスに作用します。「私と一緒の考え方じゃなきゃダメ」と言わんばかりに、子供自身の意見や考え、感じ方を「正しくない」「間違ってる」と決めつける母親と化します。

「自分が正しいと信じて疑わない母親」の元に育つ子供は、母親に合わせていないと、否定されることばかりになってしまいます。子供は、まるで「親のクローン」のようになってしまいます。人に合わせることはうまくても、自己主張が苦手だったり、自己肯定感が低く育ちます。

そんな母親には、どう接すればいいのでしょうか。 [...]

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