ダメ親の特徴！家族の思い出がない家庭

毒親育ちの人の中には、「家族の思い出がない」「子供の頃にいい思い出がない」という人がいます。そればかりか「子供の頃の記憶がない」とさえ言う人も。それはなぜなのでしょうか。その原因は？　心理は？　どんな親が、子供にそう感じさせるのでしょうか。そのような家庭環境は、子供にどのような影響を与えるのでしょうか。 ...

「家族の思い出は？」。毒親育ちの人に聞くと、こんな答えが返ってきます。「覚えていない」。「あまり思い出したくない」。思い出されるとしても、嫌なことばかり・・。

人には、嫌なことを思い出さないようにする防御本能があります。楽しかったことやうれしかったことは、何度思い返してもいい気分です。だから、そういう経験をしてきた人は、それが思い出として記憶に定着していきます。しかし、そうではないことは、記憶から消されてしまったり、記憶に残っていたとしても、意識下にのぼらなくなります。

実は、「家族のいい思い出」があるかどうかは、子供にとってとても重要です。それがない人は、その影響を大人になっても引きずります。それはなぜでしょうか。

子供の頃に、「家族の思い出」「いい思い出」がない人は、「生きていて楽しくない」と感じがちです。生活の心配もなく、親の保護下で安心して暮らせる子供時代に、「楽しい」と感じられずに毎日を送っている人は、人生を楽しむことを知らないまま大人になってしまうのです。

子供時代にいい思い出がないという人は、どんな家庭で育ってきているのでしょうか。それにはどう対処すればいいのでしょうか。 [...]