ダメな親の特徴!隠し事のある家庭 (2)

ダメな親の特徴!隠し事のある家庭 (2)

家庭内に子供に言うべきではないこと、隠し通しておいた方がいいことがあるのなら、せめて隠し通しましょう。 ...

親の中には、「それは子供が知らなくてもいいこと!」といった言い方をする人がいます。それでは子供は、自分の家に隠し事がある、という事実だけを知り、その内容はわからないことになります。子供は「自分に関することなんじゃないか」と心配になります。しかし「隠し事」であるがゆえ、それを親に問うこともできず、子供はひとり思い悩むことになります。

隠し事の存在が子供に知れたなら、オープンにした方が、家庭は健全です。すべてを詳らかにする必要はないのです。子供が安心できるような説明をしましょう。誰しも、自分だけが知らない隠し事があると知ったら、気分が悪いものです。それは子供も同じです。

隠すべきではないことを、隠し通そうとしている家庭もあります。

親戚に障害者がいることを、子供に隠し通そうとした親がいます。それは、「隠し事」にしておくことではありません。当事者の尊厳を傷つける行為であるだけでなく、子供に偏見を植え付けます。また結果的には、子供を深く傷つけることにもなります。障害のあるなしで、見る目が変わる・・自分の親が、人をそういう目で見ているということは、自分たちもいつか親からそういう目で見られることになるかもしれない・・といった不安を感じるからです。

見栄や体裁、世間体のためだけの「隠し事」は、子供にとってよくありません。完璧な人がないように、完璧な「家庭」もありません。いいところも悪いところもある「ありのままの我が家」であることほど強いものはありません。そして「我が家の問題点」にどう対処するのか、親の後ろ姿から子供は多くを学びます。


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