栗原心愛さんを虐待死に追いやった父親の異常性格 (2)

栗原心愛さんを虐待死に追いやった父親の異常性格 (2)

粘着質な父親

この父親は、心愛さんに執拗に暴行を繰り返しています。子供を暴行する親、というと、キレやすいとか、暴力的といった性格を想像しますが「粘着質」という性格も虐待につながりやすい傾向があります。 ...

粘着質=しつこい性格の人は、過去のことをいつまでも覚えていて、根に持っていたりします。たとえば、自分の失敗を子供に笑われたことをしつこく覚えていて、ひそかに恨み続け、仕返しするように子供をいじめ続けていたりすることは、決して少なくありません。

また粘着質な親は、いったん保護された子供が家庭に戻ってきたとき、さらに虐待をエスカレートさせる傾向が顕著です。「虐待されています」と子供が訴えたその発言を根に持ち、仕返ししたくなるからです。心愛さんも、「ごめんなさい」「暴力を受けているのは嘘でした」と言って(言わされて)います。もしも、心愛さんの父親が、心愛さんの必死のSOSを根に持ち、虐待が収まるどころかエスカレートしていったのだとしたら、心愛さんはどんなに辛かっただろうと気の毒でなりません。

親の性格や人間性からくる子供への不適切な養育態度や虐待は、よっぽどの自覚がないと簡単に治るものではありません。保護した子供を家庭に戻すことには慎重を期して欲しいと思います。

快楽虐待

心愛さんの父親は、心愛さんへの暴力行為を動画や静止画に記録していました。一体何のために? 耳を疑うような話で、本当に信じられません。一般的に、自分の犯罪行為を記録に残そうとする人物は、「得意になってやっている」傾向があります。

自分のしている行為に、罪の意識や後悔があれば、それを記録に残そうとはしません。記録に残すということは、後で見直して楽しんだり、優越感に浸ったり、戦勝気分を味わいたいという欲求がある証拠です。

心愛さんの父親は、親として以前に、「人としてどうかしてる」としか言いようがありません。「ぼう力を受けている」と勇気を出して言ったのにそれが報われなった心愛さんの無念を思うとき、胸が痛みます。今はただ心愛さんのご冥福を祈るばかりです。


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