【認知症?父の要介護認定1】申請からデイサービス開始まで
入院中の要介護認定は◎でした
父85歳。要介護認定を受けました。「なんとか要介護1以上が出て欲しい・・!」。申請してから結果が出るまでドキドキでした。申請からデイサービスのスタートまで、どんなことがあったのかをここに記します。 ...
なぜ父に要介護認定が必要になったか。我が家の場合は、父の入院がきっかけでした。父は、ある夜「ねずみがいる」とせん妄を起こし、暴れ、知人の男性を殴って怪我をさせ、警官3人がかりで取り押さえられ、精神病院に医療保護入院という形で緊急入院となりました。父の病名は「急性一過性精神病性障害」。その症状は徐々に収まり、入院4ヵ月目にはほぼ以前の父に戻ったのだけれど、問題は母でした。
母は、完全にそのときのことがトラウマになっており、家にいると何かの拍子に心臓がバクバクするなどPTSD状態。そんな母は、父を介護施設に入れたいと強く強く希望していました。施設に入れるには要介護認定が必要です。そこで、父の入院中に、要介護認定を受けることになりました。
要介護父と母の現在
両親は東海地方の某県に住んでいます。夫と私は東京在住。夫はひとり息子(きょうだいはいません)。私は嫁の立場です。本当は義父・義母ですが、ここでは、父・母と書きます。ちなみに現状ですが、お金がなく介護施設に入れることは断念。父は要介護1。週2回デイサービスに行っています。
父の入院中の話は、こちらに記録してあります。ご興味があればどうぞ。
要介護認定を受ける。そのきっかけ
「要介護認定受けなくちゃ、マズイじゃない!」。その時は突然やってきました。
入院していた病院から「ほかの精神病院に転院させる予定です」と聞いていたのに、入院満3ヵ月目前で突然「退院です」と言われたのです。何でも、転院先の病院に断られたから退院してください、とのこと。焦りました。転院だと思っていたから、要介護認定を受けていません。病院に抗議しました。「突然退院だと言われても、退院後の生活の準備ができていない」と。要介護認定が下りるまで入院させておいてもらえるよう取り付け、要介護認定を受けることになりました。
1.要介護認定の申請をする
母が市役所の福祉課に行き、申請をしてきました。説明を受け、書類を書き、申請手続き完了。結果が出るまでには1ヵ月かかります。その間に介護保険サービスを利用すると、全額自己負担になります、ということでした。
両親が住んでいるのはA市、父が入院しているのはB市。このような場合、病院のあるB市の要介護認定調査員の人が、父の入院している病院に出向き面談してくれるのだそうです。しかしそこについては特に意識する必要はなく、あくまでも母は、住んでる市の福祉課の人とやり取りをすればいいだけ。今振り返っても、別の地域の病院に入院しているというハンデは何も感じることなく要介護認定が完了したなと思います。
2.要介護認定の調査を受ける
申請後、たしか2週間くらい経った頃だったと思います。父の病院に、要介護認定の調査員の人が来ました。質問されたり、言われたとおりに動いてみたり、といった面談だったようです。
担当医からのヒアリングなども行われたようです。また、実際に父の世話をしていた看護師さんにもきちんとヒアリングしてくれた形跡があります。実は私たちは、病院側から「しっかりしておられます」「洗面、排泄ひとりでできています」などと、要介護認定の申請などしても無駄だと言わんばかりのことを繰り返し言われていました。そのような言い分しか調査員の人が聞かなかったら、まず間違いなく父に「要介護」判定は出なかっただろうと思います。
面談には、家族(母)が同席するのが普通のようですが、入院先の病院が遠方で行けなかっため、病院側の人(退院後生活環境相談員)が同席し、その人が面談後に電話をくれました。「今終わりました。しっかりしておられました。ちゃんと動いておられました」とのことでした。実際には、父はひとりで入浴ができていない状態で「要介護1」でした。早く退院して欲しいから嘘ついた?と母が思っても責められません。
面談した調査員の方も別途母に電話をくれました。父は「母ちゃんは、浮気してるんじゃないかと思う」と面談で言ったそうです。そう母に伝えてくれました。父は85歳。母は別に若い奥さんとかではなく80歳です。「お父さん、まだ治ってない?」と思いました。面談の人も「??」もしくは「!!」だったと思われます。なんといっても、父が入院しているのは精神病院の閉鎖病棟。しかしこの発言は、父の病状がまだヤバイ状態だったから、ということではなかった模様(詳しくは後半書きます)。いずれにしても、言いにくかったかもしれないことをきちんと母に伝えてくれ、この調査員の方に大変感謝しています。
3.要介護認定の結果が郵送されてくる
要介護認定の結果は、家に郵送されてきます。1ヵ月ほどで、と言われてきましたが、ホントにほぼ30日で郵送されてきました。結果は要介護1でした。
4.市役所の福祉課に行く
母はその日のうちに市の福祉課に行きました。
母は、事前に電話で夫と打ち合わせをしてました。母は最初「風呂が壊れたから、デイサービスで入浴させてもらえないか」と言おうと思っていたようで、夫が必死に止めてました。デイサービスは、銭湯代わりに使うところではなーい! そう言っちゃマズイです(笑)。
「今度夫が退院してきます。入院先の病院からは、ひざが悪くてひとりで入浴できないから、デイサービスに行って入浴させてもらってくださいと言われています」。そう言いなさいと夫に言われ、母は市役所に行ってきました。
市役所では、今後の手続きや、介護費用負担のことなど、とてもわかりやすい資料をくれました。
父は介護保険サービス利用負担割合「2割」でした
また市内で利用できる配食サービスのチラシが置いてあったそうで、母がそれをもらってきました。そこに書いてあった業者から、現在、父の食事は昼と夕食、毎日2回、お弁当を届けてもらっています。
またそのとき、ケアマネージャーさんを誰にするのか、という話もありました。 [...]
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