要介護父の87歳の誕生日。カツ丼を平らげ下痢をする

要介護の老父、８７歳。今なお自分は若いと思っている・・

要介護１。デーサービスに週２回。先週はそんな父（夫の父親、正確には義父）の誕生日でした。４ヵ月もの長期入院、退院後のデイサービスの開始。新しい生活に変わってから迎える初めての誕生日は、今までにないこと尽くしでした。 ...

父の誕生日なんて祝ったことない

父の87歳の誕生日は、ここ数十年でもっともいい誕生日になったんじゃないかと思う。私たち息子夫婦は、７月下旬から毎年実家に帰省しており、父の誕生日は、たいてい実家にいたのだけれど、今まで父の誕生日を祝ったことなどない。

なんて冷たい！と人は言うかもしれないけれど、それには事情がある。

何をしても喜ばない父

思えば昔・・今から２５年ほど前、私たちが新婚の頃は、夫は父の誕生日に「誕生日だろ？」などと言って、ぶっきらぼうながら何かあげたりしてました。しかし、父がそれを喜んでいるのを見たことがない。「なんだこんなもの」みたいなこと言ったり、無視していたり。照れ隠しなのかもしれなけれど、夫が何もしたくなくなって当然だと思う。

すぐ調子にのる父

父は、ひとり息子から何かしてもらっても、「その気持ちがうれしい」とか思わないらしい。好物のものをもらったら、好物だからうれしい、それだけ。好物じゃなければ「こんなもの」と放置。

だからといって父親が好みそうなものをあげると今度は調子に乗る。明日も買ってきてとか、数が少ない、もっとたくさん、とか言い出したりする。めんどくさいことになる。だから何もあげたくなくなっていく。

そんな父の性格を、最もよく知っているのは母であり、母も父の誕生日に何かするなんてことはない。母も散々そういう目にあっていて、何かしてもろくなことはないと思っていると思う。嫁である私も、そんな母と夫に「右にならえ」で、「やったらやったで、めんどくさいことになるんだろうな・・」としたことがない。

デイサービスからの誕生日プレゼント

そんな父だから、今年の誕生日はいつになくいい誕生日になったと思う。

酷いせん妄を起こし精神科に４ヵ月ほど入院していた父は、退院をきっかけにデイサービスに通うになったのだけれど、デイサービスの方が、お誕生日に写真を撮ってプレゼントしてくれました。それはそれは楽しそうな表情をしていたいい写真だったそうです。詳しくはこちら。

息子からの誕生日プレゼント

加えて今年は、私たち息子夫婦から「お中元」を父に。父の誕生日に届くようにしました。

今年の夏は実家に帰省しないことにしたので、父が機嫌悪くならないように物でも贈っておくか！ということになったのです。父は、割と素直に喜んでくれたようで本当によかったです。詳しくはこちら。

なんと今年は母からも誕生日プレゼントが。しかしそれがとんでもないことに！ [...]

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