家にお金を入れない父親。その末路 (2)

家にお金を入れない父親。その末路 (2)

無責任な父親

父が倒れ、4ヵ月もの長期入院。実家には土地も家も売れるものがなく、貯金もない。入院費用の足りない分は、私が負担する羽目になりました。 ...

父は体が悪くなり、布団では寝起きが大変だろうと思われたので、ベットや椅子を購入しました。私が負担しました。

すぐキレる父親

父は退院してくるなり、ベットや椅子が準備された部屋を見て、「お金かかったやろ?」と言ったそうです。でも母は、私に買ってもらったとは父に言いませんでした。それを言ったら父がキレるのは明らかだからです。父は昔からそう。自分はお金に無頓着なくせに、「お金がない」などとこぼすと、「俺の稼ぎが悪いっていうのか!!」とか怒り出したりしました。わけわかりません。家にお金を入れてくれないのだから、こっちはお金がないにきまってるのに。

普通は、娘から何か買ってもらったりしたらうれしいものだと思うけれど、父はそれも怒りました。自分が、娘に何か買い与える甲斐性がないから、引け目を感じているのか何なのか、「こんなものいらん!」とイライラしたりするのです。

年金のことを忘れていた父

父は退院して一度もお金を引き出しに行きませんでした。これ以上父に無駄遣いをされたら、私も実家も破綻します。よかった・・と思っていました。

退院してきたときに「お金かかったやろ?」と母に言った父です。父には、退職金を全部使ってしまった自覚があるはずです。どうやって入院費用などを工面したのかを聞くことはなくても、少しは反省しておとなしくしていてくれるつもりなのかなと思いました。しかし違いました。

退院して5ヵ月。「今日は年金の日だな。忘れてた」。年金というものがあることをすっかり忘れていたそうです。こっちは父に代わって日々お金の苦労をしているのに、忘れていたそうです。どうやってご飯を食べているのか、どうやって家賃を光熱費を払っているのか、この5ヵ月、一度も考えなかったようです。

無責任な父親。その末路

お金のことに疎い人もいると思う。自分で働いて得たお金だから、好きなことに使いたいと思ってもいいと思う。でも、私の父親はただただ浪費するだけ、お金の使い方を知らない、家族のために、とか全く考えない無責任な人だった。そのことが、今回のことでよーーーーくわかりました。

私は、父が亡くなっても悲しくないと思う。冷たい娘さんだときっと人は言うでしょう。言いたい人は言えばいい。でもひと言だけ私にも言わせて欲しい。「私だって、親が亡くなって普通に悲しいと思える人生を歩みたかった。そう思える親の元に生まれたかった」。


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