言うことがコロコロ変わる。気分屋の毒親その末路

言うことがコロコロ変わる。気分屋の毒親その末路

気分屋の人がいます。言うことがコロコロ変わります。そんな人が親になったらどうなるのでしょうか。気分屋の親は、子供にどのような影響を与えるのでしょうか。 ...

気分屋の人の特徴

気分屋の人と付き合うのは、大変です。気分によって、言うことがコロコロ変わります。この前は「いいよ」といったのに、気分によって「だめだ」と言い出したりします。同じことをしても、笑ってくれることもあれば、怒り出すこともあります。

そのような人と付き合うことは、大人でも大変です。子供ならなおさらです。そのような親に育てられるとどうなるのでしょうか。後半では、実際に、気分屋の親に育てられた人の話もご紹介します。

情緒不安定になる

気分屋の親に育てられると、子供が情緒不安定になりがちです。同じことをしてもこの前はほめられたのに、今度は怒られる。親が笑ってくれると思ったのに、イライラされる。思いがけない反応が親から返ってくることが日常的に繰り返されます。

子供は、「虫の居所が悪いんだな」だなんて思えません。どんなに親に振り回されようとも、親から愛されたい、褒められたいと思っています。いい反応が返ってきたかと思えば、どん底に突き落とされたような気分になることも。気分のアップダウンが激しくなり、情緒不安定になります。

親の顔色をうかがうようになる

そのような親に育てられる子供は、親の顔色をうかがうようにばかりなっていきます。言いたいことを言うよりも、まず親の機嫌を窺う。機嫌がいいのか悪いのか、今この話をしたら、いい反応が返ってきそうかそうではないか、子供なりよーく親を観察し、考えて話をするようになります。

そしてそれは、その子供の「人に接するときの態度」として定着していきます。気分屋の親に育てられた人は、それ以外の人と話をするときにも、相手の顔色や出方を常にうかがってしまいます。それをしないと、怖くて仕方がないと言う人もいます。「言いたいことを言う」。たったそれだけのことができない生きづらさを抱え続けることになります。

親の話を聞かなくなる

これとは逆の方向に振れていく子供もいます。親の話をまったく聞かなくなる子供です。言うことがコロコロ変わる、だから聞いてもしょうがない。そう感じるのもまた当然です。親を無視するような態度を取るようになります。

そのような人は、他人の話もどこか真剣には聞かないようなところがあります。人の言っていることを信用できないのです。子供は親を見て育ちます。親を見て「人の言うことなんて、どうせいい加減だ」と学んだ子供は、人を無視して平気な人になっていきます。

気分屋の親の末路

ここに、父親が気分屋だった、という人がいます。どんな子供時代を送ってきたのか、今、父親に対してどう思っているのか話を聞きました。その人生は、苦労の連続でした。 [...]


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