言うことがコロコロ変わる。気分屋の毒親その末路 (2)

言うことがコロコロ変わる。気分屋の毒親その末路 (2)

言うことがコロコロ変わる

親父は気分屋だと思います。子供の頃は、振り回されっぱなした。 ...

言うことがコロコロ変わります。「いいぞ」と言っていたことが、別の日には「お前はバカだ」などと叱られたり、ののしられたりする原因になります。自分の機嫌がいいときには「いい」と言い、悪いときには相手をののしる、それだけなのだろうと今はわかるけれど、子供の頃は、ただただオヤジが嫌いでした。

やることがコロコロ変わる

やることもコロコロ変わります。人に親切にしてあげていることもあれば、自分のイライラをぶつけるかのように失礼なことを言ったりやったりすることもある。やることに一貫性がない。信用できない。

母に対してもそうです。優しい父なのかと思ったら、DV男みたいになることもある。そんなとき、オヤジは母を殴ったりもしていました。幼い頃、オヤジが家に帰ってくるのが怖くて怖くて、悪夢を見たことが何度もあった。どんな機嫌で帰ってくるのかは予測不能。職場で嫌なことがあったとか、そういうことじゃないかと思う。そしてそれを全く関係ない家族ストレートにぶつける。そんな男でした。

態度に一貫性がない

オヤジがやっかいなのは、DV男なのかと思えば、すごく優しい父親のときもあるから、こちらが混乱するということ。期待しては裏切られると繰り返したのは、僕だけでなく母もそうだったと思う。自分は、人のことをまるで信用していないところがある。それは、父の影響なのは明らかだなと思います。

子供への接し方がコロコロ変わる

オヤジは息子である僕の評価も気分次第で変わりました。「しっかりしている」と言うこともあれば、「頑固もので、どうしようもない」とののしられることもある。自分の意見をしっかり持っていて、人に流されずに行動する僕は、しっかりした子供であり、逆を返せば頑固者。どちらも「僕」なのだけれど、オヤジの都合次第で、ほめられたり叱られたりする。すべては親父の気分次第。

オヤジは人の言いなりなんだろうな、と思うこともある。人から「しっかりした息子さんで」と褒められれば、「お前はしっかりしてる」ということになる。でもちょっとでも親父の言うことを聞かないと「お前はどうしようもない頑固ものだ」とキレたりする。冷静じゃない。そうコロコロ態度を変えられたら、こっちはたまったもんじゃない。

気分屋の父親。その末路

僕は、父親をなかば無視するようにして生きてきました。思春期にはぶつかったけれど、それ以降は、ただひたすらスルー。言うことがコロコロ変わって支離滅裂なのだから、話をしたってしょうがない。親父から批判されても、罵倒されても、自分のイライラをぶつけているだけなのだから、まともに受ける価値もない。

オヤジといると嫌な気分になることばかりだけれど、相手にするのもバカバカしい奴だと、ぶつかることなく完全スルー。僕は50年、そうやって親父と付き合ってきました。

そんな親父も高齢になり、介護が必要になりました。はっきり言って、それもスルーです。引き取ったりするのは嫌なので、自分でなんとかしてくれる?とケアマネージャーさんと相談してもらっています。

親父が逝ってもなんとも思わないと思う。でも早くSHINで欲しいとも思わない。どうでもいい人だから。生きてても生きていなくても関係のない人・・にしか思えない。まともに相手をしたら、振り回され、こっちが傷ついたり、イライラさせられたり、人格崩壊させられちゃう。だから子供の頃から、スルーするしかなかった。そして最後までその関係が続いていく、ただそれだけのことなんだと思う。


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