我慢ができない親。その末路

我慢の出来ない人がいます。そんな人が親になったらどうなるのでしょうか。子供にはどのような影響があるのでしょうか。後半では、そんな親に育てられた人の実体験もご紹介します。 ...

我慢は必要か

我慢にはする必要のない我慢と、しなければならない我慢があります。

しなくてもいい我慢

いじめを我慢する・・それはしなくてもいい我慢です。人に嫌われたくないから、言いたいことを言うのを我慢する・・それもしなくていい我慢です。嫌いなものを我慢して食べる・・本当に口に合わないとか、食べると気持ち悪くなるのなら、無理して食べることはないでしょう。

我慢する代わりにするといいこと

嫌なことはしない、無理しない、我慢しない。それでいいのです。その代わりに、「何ができるか」を考え、それをするようにすれば、多くの場合何の問題にもなりません。でも、我慢しない or できない、それに加えて、自分がやれることもやらない、そんな人はちょっと困ります。

そんな人が親になったらどうなるのでしょうか。

子供の話を聞かない

ある人は言いました。「自分のことばかり話して、親が話を聞いてくれない」。我慢できない人は、人が話し終わるまで我慢できません。人の話を最後まで聞かず、自分の言いたいことを話し始めます。子供は「親が自分の話を聞いてくれない」というストレスや不満足感をずっと感じ続けることになります。

自分の行きたいところにばかり行く

こんな人もいます。「母親が我慢のできない人でした。日曜日も夏休みも、行くところは自分の行きたいところばかり。雑誌で紹介されたレストランや、有名ホテルや、高級旅館。私はプールとかテーマパークとかそういうところに連れていってもらったことがない。休日の思い出は、ひとりでやたらとはしゃいでるイタい母親の姿だけ。我慢ができない人だったんだと思います」。

子供を連れまわす。我慢のできない親の典型です。我慢のできない親は、子供を自分（親）に合わせさせます。子供に我慢をさせています。