デイサービスのレクリエーション(折り紙編) (2)

デイサービスのレクリエーション(折り紙編) (2)

「折り紙やってみましょう!」

まず第一に、折り紙は、認知症予防にいい。手先を使うのは、脳に刺激がある。(スマホばっかりやって、指が単純作業になるのはよくな~い!・・と自身を反省。) ...

折り紙は「手順」を意識する。料理も認知症予防にいいと言われているけれど、「まずこれをして、次にあれをして・・」と手順を考えるのがいい。折り紙も似てると思う。「ここを折って、次にここを折って・・」と手順を考えながら作業をして、それが正しくできたときに完成する。すごくいいと思う。

「おうちに帰ってやってみましょう!」

おそらくデイサービスの方は、「家に帰ってやってみてくださいね」と言ったのかな、と思う。父は、わりと、というか、かなり人の言いなりな人で、悪く言えば自分でものを考えない。よく言えば人の言うことをものすごくよく聞く(昔からそういう性格)。そんな人。

父が進んで、習ってきた折り紙を家でやるとは思えない。おそらく「家に帰って作ってみてくださいね!」と言われたんだと思う。家族の言うことは聞かなくても、他人の言うことだけは異常によく聞く父は、そう言われて帰るなり一番に「広告紙出せ!」と母に言ったと思う。

記憶の再確認。認知症の予防

家に帰ってやってみるということは、覚えて帰ってきたことを、思い出そうとすること。それが認知症の予防になると思う。

デイサービスには「認知症の予防」という重要な役割があります。デイサービスには、「要介護」の下(介護度が低い)の「要支援」の人も介護保険を使って参加できます。要支援の人は、介護がまだ必要ではないけれど、認知症予防のためにデイサービスに通えます。

実際デイサービスではどんな風に認知症を予防するの?と思っていたけれど、こうやってただレクリエーションをしているようでいて、認知症予防になるようなやり方に工夫されているんだなと思います。

夫婦仲が改善している!

母も父から習って一緒に折り紙で「ゴミ入れ」を作っているそうです。

実はデイサービスは、父と母の会話の量を増やすことにも役立っています。父と母は今いち気が合わない。昔から。明らかな「性格の不一致」。あまりしゃべらなかったし、仲は決して良くなかった。父が要介護になり、それはさらに悪化して、母から「お父さんを老人ホームに入れちゃいたい」と泣きつかれたことも。

でもデイサービスに父が行くようになって、連絡帳に父の様子が書いてあったり、こうやって折り紙を習ってきて「家でもやってみてくださいね」とか言われたりして、会話のきっかけができて、以前より夫婦仲が改善したように思います。

介護職のみなさん、いつも本当にありがとうございます。


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