自分を高齢者だと思っていない親。その対応が辛い件

いつまでも若いつもり。年寄扱いされたくない。もう８０歳過ぎなのに・・

私の両親はともに８０代です。父は８０代後半、母は８０代半ば。両親はふたりで暮らしており、父は要介護。しかし、父には自分が要介護であるという自覚がありません。いえ、そればかりか両親ともに、自分たちが高齢者であるという自覚さえないのでは・・と思われる節がある。「自分たちはまだまだ若い」と思っている模様。しかしそのわりには、年を追うごとにやらされることが増えていて・・。はっきり言ってウザいです。ストレスたまります。 ...

高齢。体の衰えは確実

父は５年ほど前から膝が悪く、階段の上り下りがきつくなりました。布団からの立ち上がりも困難になり、マットレスを何層にも重ねて高くしたりしました。

こたつにすわるとそれっきり。立ち上がるのも容易ではないので、一日中テレビの前にすわったきり。立ち上がるのはトイレに行くときくらいです。

口だけは達者

昔から「嫌なヤツ」だった父。体の衰えとともに少しはおとなしくなるかと思いました。おとなしくなってくれたら、晩年くらい父と少しまともに話ができるようになるかと思いました。しかし違いました。

母いわく「口だけは達者でどうにもならん」。盆正月に帰ってみればわかります。確かに父の「どうにもならない度」はあがっています。体が動かない分だけ口が動くようでテレビの前でずーーーっとしゃべっています。しかも、テレビの前で怒ってる。「ばか」だの「ボケ」だの出てくる人に言いまくってる。

「どっちがバカなのよ・・」。ただひたすらイライラさせられ、実家にいるのが拷問のように感じられます。

要介護の自覚がない

そんな父もひざがいよいよ悪くなり、入浴介助を受けるためにデイサービスに行くようになりました。

人とのおしゃべりが大好きな父は、デイサービスで人と会ったり、レクリエーションしたり、みんなでお昼ご飯食べたりするのが大好きなようです。父は私に言いました。「最近は、老人クラブみたいなところに行ってるんじゃ」と。そうです。父は自分が「要介護」であるとはまったく思っていません。高齢者のみなさんが自主的に集う「趣味サークル」に通っていると思っているようです。