介護バーンアウトしました（義母が強烈）

老々介護を遠隔介護。ついに私（嫁）燃え尽きました・・

夫の両親を介護するようになって１０ヵ月が経ちました。私は早くも介護バーンアウトしてしまいました。私は今「もうこれ以上、がんばれない・・」という思いでいっぱいです。涙が止まりません。こういうの「燃え尽き症候群」だって知っている。報われない作業をやり続けた人が陥ることも知っている。この１０ヵ月、私にはこんなことがありました。 ...

義父を私に引き取らせようとする義母

夫の両親は、遠方に住んでいます。同居しているわけではありません。介護が必要になっているのは義父で、義母が義父の世話をしています。といっても、そんなに重篤な介護状態ではなく、父は「要介護１」。認知症の症状はなく、食欲もあり３食きっちり食べています。

しかし母は、そんな父が嫌で嫌でたまらない。「認知症になるに違いない」「今後、どんどん面倒が増えるのが嫌だ」と思っている。「そっちで面倒みて」と言われました。家に居たいと言っている父の気持ちなどまるで無視です。夫からそれをキッパリと断られると、今度は「お父さんを介護施設にやってしまいたい」と泣きつかれました。しかし、夫の実家には貯金も資産もありません。どうやら資金面も含めてこっちで丸ごと面倒みて欲しいようなのです。

老後プランがない

父は８７歳。母は８２歳です。自分たちの老後の希望や計画について、いろいろ考え準備する時間はたっぷりあったと思うのだけれど、何もありません。「誰かがなんとかしてくれる」とずーーーと思っていたようでした。

母は、地元に暮らすきょうだいをあてにしているようだな、ということは薄々感じていましたが、いざ義父に介護が必要になったら、そのきょうだい達と音信不通になりました。「あれ？あんなに親しくしてたのに、いざというときには、割と冷たいんだなぁ」と思ったのだけれど、自分が、義母の相手をするのに疲れバーンアウトしてしまった今、「ごきょうだい達は、義母が相当に人使いの荒い人だということ、わかっていたのかも・・」と思わなくもありません。

そしてまんまと引っかかってしまったのが私。いいように母に使われ、バーンアウトさせられてしまいました。なぜそうなってしまったのか。私には思い当たることがいろいろあります。

書類が読めない

母は相当なしっかり者でした。そう見えていました。料理も掃除も完璧で、義父も義母を褒めちぎり、義母に頭があがらないようでした。義母の言うことは何でも正しい、義母のすることはみんな素晴らしい・・義母は、家庭内の絶対的存在として家庭内を仕切っていました。

しかし、こういう事態になって初めて気づきましたが、母は書類がまったく読めませんでした。いざ介護となると、やれ要介護認定の申請だの、介護保険証だのと、書類の記入もあるし、目を通さなければならないものもあります。しかし、それが全然読めない。さまざまな手続きが進みません。母はそれを悟られたくないようで、「やってはいるんだけど」とか「私も大変なんや」などと言い訳ばかり。

義母は家庭の事情で中学しか出ていません。「お母さん、書類みたいな難しい文字が並んでいるもの、まったく読めないんじゃ・・」と気づいた私は夫に「お母さんのプライドを傷つけないように、こっちでさりげなく手助けしよう」と言いました。

そこから私は、もらってきた書類はすべていったんこちらに郵送してもらい（母は、コピー機も、ファックスも、メールも、インターネットも使えません）、すべての書類に目を通し、夫を介して義母に「これやって」「あれやって」「市役所の〇〇課に行って、〇〇してくださいって言ってきて」と指示を出し続けました。

うまくいかないと私のせい

しかし、私たちから言われたとおりにやってうまくいかないことがあると、義母はこちらに文句をつけてきました。「言われたとおりに言ったのに、市役所の人に〇〇だって言われたんや」と。私は何にも悪くない、とでも言うように。

その渦中にいるときには、とにかく手続き関係を滞りなく進めることが大事で、そんな義母のクレームのひとつひとつなど気にしている余裕もなかったのだけれど、１０ヵ月が経ち、そんな日々の疲れが出てしまいました。「もうお義母さんのために何かするのは嫌だ・・」。しなくちゃいけないことを考えると、勝手に涙が出てきます。

私は、義母のために頑張り過ぎてしまったなと思います。そうまでしなくてもよかったのかもしれないけれど、すっかり義母のペースに巻き込まれてしまったのは、繰り返し言われたこんな言葉の数々が原因でした。 [...]

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